おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
いつも過ごすダイニングの一角を「ブックカフェのような素敵コーナーにしたい!」と計画、準備した様子を、前回の記事でご紹介しました。
>>>築30年超の家をDIY! ブックカフェのような素敵コーナーをつくる【計画&準備編】
今回は、いよいよ作業です。工程やビフォー&アフター、実践して感じたメリットとデメリットなどをご紹介します。
■壁紙張りのネックになったのは窓枠、エアコン、コンセント
以前、カフェの壁紙を張ったときは、何もない平面の場所に張っていくだけでしたが、
>>>【実録】素人でもできた!カフェ風インテリアのDIY~シート・パネル編~
今回は、窓枠(ブラインド)、エアコン、コンセントがありました。
既存の収納家具を撤去して、エアコンやコンセント、ブラインドを一旦取り外す作業からスタート。
取り外したあと、さらに既存の壁紙をはがします。
きれいにはがし終わったら、ようやく壁紙張りです。
窓枠が突出しているので、周りの調整が大変でした。
張り終わったあとに、またエアコンを取り付けます。
元のコンセントは、床近くの位置にあり使いにくかったので、これを機に使いやすい腰高の位置へ移設しました。
わたしは、養生もせずにざっくり作業でしたが、元ライター東風平さんの壁紙張りの記事がとても丁寧で参考になります。
>>>【実録】DIY初心者が自宅の壁紙張り替えに挑戦!~実際にやってみた編~
■壁付家具の配置は、実際に並べてみて調整
収納家具は、IKEAの壁付キャビネット「エーケト」を6つ使うことにしていました。
まずはキャビネットを6つとも組み立て、図面どおりに並べてみます。
実際のバランスと、使う人(右側3つが夫、左側3つがわたし)の使いやすさを検討した結果、右側の3つの配置を少し変えました。こんなふうに臨機応変に変更できるのは、DIYのメリットのひとつだと思います。
取り付け工程は以下のとおりです。
1.取り付けたい場所に仮のシートを貼り、取り付けビスの穴の位置に印をつける
2.水平器でレベルをとって、取り付け金具をつける
3.ボックスをひっかけて完成
■ビフォー&アフター!かかった時間と費用、使い心地は?
モノも収納した完成形はこちらです。
Before
After
費用は
・のりつき壁紙10m …… 6400円
・壁掛けキャビネット …… 6個 2万1000円
・吊下げレール …… 6個 3000円
合計約3万円でした。
時間は夫と2人で丸1日かかり、なかなか労力がかかりました。壁紙と壁紙の境目がキレイにならなくてやり直したりと、素人ならではの時間のロスも多かったです。
そして、エアコンの取り外しやコンセント移設は、電気屋の夫がいたのですぐできましたが、部分的に外注が必要になるのであれば、あきらめて妥協したと思います。
でも、それ以上にメリットもありました。
・イメージどおりの見た目になり、見るたびにときめく
・壁付け収納は、棚裏のホコリ掃除がラクになったのはもちろん、書類などが椅子に座ったままラクに出し入れができるようになり、収納の面でもアップグレード。事務作業の億劫さも減った
・寝室にあった本の中で、「今読みたいもの」「頻繁に読みたいもの」だけを抽出して、手に取りやすい位置に収納できたので、読書時間が増えて、だらだらスマホ時間が減った
プロに依頼するよりコストは抑えられますが、時間と労力を考えると、「DIYおすすめです」と断言はできません。でも、出来上がったときの達成感と感動はひとしおです!時間と体力に余裕があるときにはチャレンジしてみる価値はあるかもしれません。
“DIY実践編”はこちらも参考に:
・壁に“キャットステップ”をDIY!石こうボードでも安全に取りつけできる方法
・“アクセントウォール”と“キャットステップ”をDIY!クロスの上にペイントを塗るコツ
・【実録】DIY初心者が自宅の壁紙張り替えに挑戦!~実際にやってみた編~
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 梅野優子
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