おはようございます。
ライフオーガナイザーの瀬川歩です。
わが家の玄関はリビングとつながっており、床から天井までの高さがあるシュークローゼットが2つあります。靴が少ないわが家は、一つを靴メインの収納に、もう一つを外で使うものや工具のほかリビングの収納では入りきらないものを入れています。
玄関収納をリビング収納のように使うようになったきっかけと、使いやすくするための工夫を紹介します。
■壁一面の玄関収納を持て余していた……
わが家の玄関収納は、幅80cm、奥行き30cm、高さ238cmの戸棚が2つ。棚板は1cmごとに高さを調整できる可動棚です。置きたいものに合わせて高さを変更できるので、むだなく収納することができます。
こんな大容量の収納ですが、家族みんな靴をあまり持っていないので、靴の収納は一つで足りています。
もう一つの玄関収納には、工具類、園芸用品、薪ストーブ関係、殺虫剤、子どもの外遊びおもちゃ、ペット用品などを入れていますが、どれも使用頻度は高くありませんでした。
このままでは開かずの扉、「もったいないけど、玄関収納なんてそんな感じかな」と思っていました。
■リビング収納のストックを玄関収納の使いやすい位置に移動
同じように、リビングの階段下収納も使いこなせていませんでした。中には、ガムテープや乾電池、電球など使用頻度の低いものが入っている3段の衣装ケースがありました。
階段下収納にこの衣装ケースが陣取っているうえ、扉の開け閉めが大変だったので、衣装ケースは手放し、中に収納していたものを玄関収納に移動することに。
玄関収納の、腰高から目の高さの間の収納しやすい場所に、リビングから移動したものを収納。ガムテープや両面テープなどのテープ類、梱包などに使用するロープ類、乾電池や電球、延長コードなどのコード類、新聞紙や工作に使うボンドなど、毎日は使わないけど遠くにあると不便なものを置いています。
■定位置を決め、ラベルを貼って家族にも使いやすい収納に
玄関収納に置いているものは、私からすると玄関にあっても違和感がないものですが、家族からするとわかりにくいものもあります。
収納するときに気をつけたことは、
・子どもたちでも手に取りやすい高さに収納すること
・収納ケースを使用し、ラベリングをすること
・定位置を決めておくこと
定位置を決めておくことで、家族も自然に手に取れるようになりました。
片づけを学ぶ前は、「玄関収納には靴や外で使うものをしまうべきだ」という思い込みがありましたが、今は収納場所にこだわらずに、「自分や家族が使いやすく、衛生的であれば大丈夫」と思っています。思い込みなく自由な片づけけができたときが、「片づけって楽しい」と思える瞬間です。
靴以外も収納する玄関収納の使いこなしアイデア:
・【靴以外のもの編】スッキリした玄関にする収納のコツは? ラクに靴箱を管理する工夫
・靴以外も入れて快適に! 自分らしくアレンジした玄関収納例
・玄関収納の使い勝手が劇的にアップ!ポイントは“一等地に何を置くか?”でした
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ライフオーガナイザー 瀬川歩
HP:葉っぱのおと〜自分らしく暮らしを楽しむ