おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
靴箱は、家族全員が毎日使うので、使いやすくしておきたいです。使いやすさとキレイをキープするために、年に一度だけ基本的な片づけの手順に沿って“全部出し”をしています。全部出すことで靴の見直しができ、掃除もできるので空間も気持ちもスッキリします。
めんどくさいことですが、終わると「やってよかった」といつも感じています。
■“全部出す”ことで、持っている量を把握できる
靴箱に入っているすべてのものを、通路の邪魔にならないように外廊下の両サイドに並べます。靴の他に傘や雑貨類も入っているので、一緒に廊下部分に出しています。あとあとの作業をスムーズにするために、人別に分けるのがポイントです。
全部出すことで量を把握できます。毎年思うのですが、今回も「こんなに持っているのか!」と感じました。
せっかく靴箱が空になったので、ついでに棚をぞうきんで水拭きするのも恒例です。私は古いタオルを切っただけのぞうきんを使い、そのまま処分しています。
ふだんの生活で、たたきの拭き掃除と合わせて靴裏も簡単に拭いていて、靴の汚れはあまり気にならないので、棚にシートなどは敷いていません。
■“分ける”ことで、自分に必要なもの・不要なものがわかる
棚を拭いて乾かしている間を、靴の見直す時間としています。それぞれ自分が必要な靴を残すために、必要な靴から選んでいきます。
子どもの靴は「最近履いていないかな」と思ったものはよけておき、本人に確認します。夫の靴は基本的に夫のコーナーに収まっていればノータッチです。今回は、私と娘の不要な靴が3足ずつ出てきました。
ふだん玄関で見ると気がつかなかった汚れや痛みも、家の外で確認するとハッキリよくわかります。
雑貨類も同じように選んでいきます。不要なものと一緒に、収納ケースも必要なくなりました。
■“収納”はグッズを使うと収納力アップできる
戻す靴が決まったら、ついでに靴磨きをして収めるようにしています。私は、不要となった靴下を使い、終わったら処分しています。
靴箱には、人別に棚の段を分けて収納しています。棚が足りない分は、突っ張り棒を利用し、収納場所を確保しています。
全部出しする前は、空間にゆとりなく収納していました。
見直して必要のものだけになると、ゆとりのある収納になりました。収納ケースも減らすことができたので、空間が広く使えます。
この状態になると、ふだんは“全部出し”しなくても不要なものに気がつきやすいです。目につくとすぐに処分できて、整った空間をキープしやすくなっています。
全部出すのはめんどくさいことだけど、年に一度1~2時間程度と思うと、気負わずにできます。出すことで、ついでに掃除もできてスッキリしました。毎年のルーティンで、新しい年を清々しく迎えられています。
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち