もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。

観葉植物をせっかくお迎えしたのに、気がついたら元気がなくなり、枯らしてしまったとの話をよく聞きます。枯らしてしまった鉢は見ているだけで気分が落ち込み、片づける気力もわきづらいもの。

植物が教えてくれる不調のサインに早めに気がつき、対処できれば、置き去りの鉢を作ることなく、植物との暮らしを楽しめるかもしれません。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

私が育てるなかで、気にかけている不調のサインから、どう対処しているかをご紹介します。

■土が乾いて、葉が丸まる・葉茎がしなると水切れかも

鉢の土が乾いていて、葉が丸まったり、ふだんはピンとした葉茎がしなったりしている場合は、水切れの可能性があります。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

すぐに水をあげますが、だいぶ弱っていそうなら、液体の活力剤をあげることもあります。活力剤とは、肥料とは別に、植物を元気にしてくれる成分を含むもの。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

わが家のリビングダイニングに置く小さめの鉢は、キッチンシンクで水やりをすることが多く、活力剤もあわせて使えるよう、シンク下の引き出しに入れてあります。

■土が湿っていて、葉茎がしおれてきたら根腐れかも

水やり頻度が多く、ずっと土が湿ったままだと、根にダメージを与えることがあります。鉢の土が湿っていて、葉茎がしおれ、黄色や黒色になってきたら、根腐れの可能性があるのです。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

このサインを見たときは、すぐに水やりをストップします。植物の様子を見つつ、元気な部分だけを早めに切って、水を入れた容器に差してしまうことが多いです。水に差していると、うまくいけば根っこが生えてきて、また土に戻せるかもしれません。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

枯れて茶色くなった葉などもすぐ切れるよう、はさみは観葉植物近くのかごに収納しています。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

■葉が下から順に黄色くなる場合は肥料切れかも

水やりも程よくやっているのに、葉が下から順番に黄色くなり、落葉する場合は、肥料切れの可能性があります。観葉植物の成長に、肥料は欠かせないものです。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

私は5~10月ごろまで、土の上に置くだけの化成肥料を与えていて、使いたいときはすぐに取り出せるよう、観葉植物近くのかごに収納しています。

観葉植物の肥料については、こちらでも紹介しています。
>>>実は育てる上で必要だった! 観葉植物に与える肥料の選び方と収納場所

ただ冬は、植物の水の吸い上げも少ない時期のため、肥料を与えると、肥料やけを起こす可能性があり、あまり与えません。もし与える場合は、植物が吸いあげやすい液体肥料を、規定量よりさらに薄めてあげるのをおすすめします。

急に植物の置き場所を変えたときや、冬に寒い場所に置いておいた場合も、葉が落葉することがあります。

■観葉植物の下の床が汚れてきたら害虫がついているかも

観葉植物の葉や、植物を置いた下の床がベタついているときは、小さな害虫(カイガラムシ)が発生している場合があります。

もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?

ベタつきの原因は主に害虫の排泄物。すぐに観葉植物専用の薬剤を使うか、ウエットティッシュで直接ぬぐいさることもあります。

葉の裏にも害虫が発生しやすいので、ふだんから見てあげることをおすすめします。

観葉植物から出される不調のサインを、なるべく早めにキャッチしながら、生長を見守っていきたいと思っています。

室内で楽しむグリーンに関する記事はこちら:
「あとでやろう」から脱するには? 観葉植物のお世話をこまめにできるようになる収納法
【片づけに自信がない人こそ飾りたい】部屋がワンランクアップする!?花やグリーンの取り入れ実例(片づけ収納ドットコムまとめ)
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 片づけ×植物で心地よい暮らし

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