おはようございます。
ライフオーガナイザーの山田由乃です。
新築時に、夫婦で使う2.1畳ほどのウォークインクローゼットを1階寝室につくりました。引っ越してきて初めての梅雨時期に、クローゼット内で衣類を中心にカビが発生!一着ずつくまなく確認しながら、カビを落とすのが大変でした。
新築時にはカビが発生しやすいとの話も聞きますし、その年の記録的な長雨も影響があったかもしれません。ただ地面に近い場所の湿度などを、私が気にしていなかったのも事実。
クローゼットで二度とカビを発生させないため、やったことを3つご紹介します。
■洋服の収納量を見直して、通気性をあげてみた
引っ越してきた当初、ウォークインクローゼットには、パイプハンガーにギチギチに洋服をかけ、さらに奥の壁との間にも洋服をたくさんかけ、持っている衣類をすべて収納していました。以前住んでいたマンションのクローゼットより少し狭くなったのに、服の量はそのまま。クローゼットには、まったく通気性がありませんでした。
カビの発生後、ただちに夫婦で衣類を全部出し、服の量を見直しました。着ていない理由を具体的に考えたり、服同士の組み合わせを考えたりして、ほぼ半量は手放したかもしれません。パイプハンガーにかけたときに、洋服と洋服の間に手のひらが入るようにし、通気性も確保しました。
同時にパイプハンガーにかける除湿剤も導入しました。
■クローゼットのある寝室の湿度を下げることを考えた
家で洗濯できない衣類を着たあとは、寝室クローゼット脇の一時置きフックに、しばらくかけておく習慣がありました。でもカビが発生してからは、一晩は必ずかけておいて、完全に乾かしてからクローゼットに戻すように。
また、クローゼットと寝室は折れ戸越しではあってもつながっていると思い、寝室全体の湿度を下げることを考えるようになりました。たとえば、こまめに窓を開けて換気をしたり、雨が数日続くときはエアコンを使って寝室の除湿をしたりします。
雨でぬれてしまった衣類などは、すぐに寝室の一時置きフックにはかけず、玄関ホールのフックにかけて、乾かすようになりました。
そうすることで、寝室になるべく湿気を持ち込まないようにしています。
■起床時にクローゼットの扉を開けるようになった
クローゼットの扉は、たまに開けることで換気につながると聞いていましたが、習慣化されていませんでした。そこで、自分が起きたタイミングでクローゼットの扉を毎日開けることに。
実は、クローゼット内には24時間換気の換気扇がついているのですが、扉をあけることで空気の入れ替えを、より促進しようと考えたのです。
ただクローゼットの扉が一日中開きっぱなしだと、それはそれで気になってしまいます。そこで、クローゼット内で外着に着替え終わったタイミングか、在宅時には午前中に、扉を閉めるようにしています。
その後、ウォークインクローゼット内ではカビは発生していませんが、こまめに湿度をチェックできる温湿度計を、クローゼット内か寝室に取りつけようか検討中です。
クローゼットのカビ対策に関する記事はこちらにも:
・【クローゼットの結露対策】大切な衣類をカビから守るために始めた3つの対策
・【動画あり】クローゼットの扉を外してみた!外すだけで広く使え、見た目のすっきりも実現
・片づけのプロが使ってみたけど失敗した!クローゼットまわりの収納用品3つ
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ライフオーガナイザー 山田由乃
HP : Kurashino-ne- 片づけ×植物で心地よい暮らし