おはようございます。
ライフオーガナイザーの門傳奈々(もんでんなな)です。
家事を自分一人で抱え込むと、時間にも気持ちにもゆとりを持てなくなってしまうもの。少しずつでも家族に手伝ってもらえば、自分の負担を減らすことができます。
家族に快く手伝ってもらうには、伝え方が大切! 家族にうるさく言わなくても自然と手伝ってくれるアイデアを紹介します。
■まずは小さな家事から手伝ってもらう
片づけの現場では、片づけの仕方がわからないとおっしゃるお客様には、小さなところから片づけてもらうように声をかけます。
家族に家事を手伝ってもらうときも、片づけと同じように「このくらいならできそう」という程度の家事からお願いしてみます。たとえば、シャンプーやボディーソープなどの詰め替えやトイレットペーパーの交換などです。
■家族が自然と動いてくれる!視覚に訴えるアイデア
ラベルに文字や数字を入れる、カードにはイラストを使うなど、視覚的にわかりやすくすると理解してもらいやすいです。ラベルに書き込む文字は少なめに。文字量が多いと「面倒くさそう」と思われてしまいます。
わが家では洗濯機がスタートするまでに押すボタンに番号をふっています。
マスキングテープで伝えるアイデア
玄関に散乱している靴を整えるのも面倒な家事のひとつ。「靴を脱いだら自分で並べてほしい」という気持ちを込めて、玄関にマスキングテープで印をつけました。
マスキングテープを貼っただけで、家族は「テープの内側に靴を揃えてということね」と理解してくれたようです。テープをつけた後は自然と靴が並ぶことが増えました。
ラベルで伝えるアイデア
洗濯の際、洗剤の計量だけでもやってもらえると助かります。そこで、洗濯洗剤の計量カップのメモリにラベルをペタリ。
どのくらい洗剤を入れたらよいのかわからない家族にも、ひと目でわかりやすくなります。
トイレットペーパーもなくなったタイミングで新しいものをセットして欲しいですよね。そこで、ちょっとした仕掛けを作ってみました。
トイレットペーパーホルダーの裏に「あたり!」の文字を入れました。家族は、「あたり引いちゃったよ」と苦笑しながらも、新しいペーパーをセットしてくれるようになりました。
カードで伝えるアイデア
シャンプーやボディーソープの詰め替え作業も、面倒な家事の一つです。詰め替えるだけなので、家族にも手伝ってもらいやすいです。イラスト入りのカードで詰め替えをお願いしています。
これを風呂場のドアノブにかけておきます。詰め替え用シャンプーと容器も近くに置いておくとわかりやすいです。
家事を気持ちよく手伝ってもらうためのラベルやカードは、家族にも伝わりやすい簡単な表現にすると、自然に動いてくれる気がします。
家族に手伝ってもらうことが増えると、「この家事はこの人がうまい」など、家族の新たな一面を発見することもあります。こうしたコミュニケーションが増えるのも、家族にお手伝いをお願いして良かったことかもしれません。
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ライフオーガナイザー 門傳奈々
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