おはようございます。
ライフオーガナイザー金田友美です。
季節の変わり目、特に春は新しいはじまりにウキウキしますよね。するとむくむくと湧き上がる物欲。新しいお洋服に新作コスメ、インテリアにも変化が欲しいなど。けれどもお金とスペースには限りがあります。
一時ミニマリストという最小限のもので生活していた私も、物欲とは今も終わりなき戦いを続けています。戦いには勝つこともあれば、負けることもありました。
そんな私の物欲との付き合い方、負けたときの敗戦処理について紹介します。
■収納スペースはある?計測はした?と自分に確認
欲しいものって、一度スイッチが入ると「欲しい!」が止まらなくなりませんか? けれどもそこで必ず、「ちょっと待った!」。ひと呼吸置いて、「収めるスペースはある?」と、一度思いとどまるよう心がけています。
わが家は最近アクアリウムを作りたい私と、魚を飼いたい夫と子どもで盛り上がり、欲しい水槽や水草もチェック、さらに設置スペースも計測して、ショップまで出向きました。
けれども、想定していた設置場所以上に大きなスペースが必要なことが判明し、泣く泣く再検討することになりました。わが家で想定していた設置場所では、奥行きが3cm足りなかったのです。大物の場合は、目測だけでなく、正確な計測も必要だと実感した出来事でした。
■省スペースに収まる?ときには手放しも検討
スペースもある、欲しいものは小さなアイテム、「よしいける!」と、自分にGOサインを出したい気持ちにうずうずしても、もう一度深呼吸するように心がけています。
コスメやシャンプーなどの新しいアイテムを試すとき、まずはお試し用のミニサイズを購入し、気に入った場合は通常サイズにして、スペースを用意するようにしています。
今年の冬、私はスウェットにはまり、今まであまり着る機会がなかったこともあり、次々と新しいアイテムが欲しくなって、まさに物欲との戦いでした。
幸いミニマリスト期間があったため、衣類の収納スペースに余裕はあったのですが、それでも限界はきます。そのときは手放しを実施しました。方法としては、似たようなアイテムを購入した場合、「古いもの」「使いづらいもの」を手放し候補として考えています。
■それでも「欲しい」なら収納の仕方を変更
理屈ではわかっていても、「欲しい」が止められないこともときにはあります。今は、そんなときは潔く負けを認めて、敗戦処理に取りかかっています。
何日考えてもやっぱり欲しい、お財布とも相談した。その場合は我慢する決断をしても、ずっと「欲しかったな」という気持ちばかりが残って後悔することを、ものを増やすことに罪悪感を持ってしまったミニマリスト時代に経験しました。
その結果、
・洋服はハンガー収納から量が増やせるたたみに変更
・食器類は消耗品の買い置きを減らしてスペースを確保
・本やCDは目に入っても良い、と思うデザインならインテリアとしても楽しむ
・コスメ類は、小さいので気が緩みがち。最後まで使い切る、と決意して増やす
など、収納の仕方や場所を変更することにしています。
もちろん、ものが多いほうが収納も工夫が必要だし、管理の手間がかかります。けれどもそこにストレスを感じないことが「本当に欲しかったもの」の証明ではないかな、と思います。
物欲との付き合い方についてはこちらも参考に
・書くだけで物欲も減る!? 片づけたもの&理由をノートに記録した効果とは
・鍋2つとフライパン1つで十分だった! 少ない調理器具で快適にお料理する3つのコツ
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた