おはようございます。
ライフオーガナイザーの山田由乃です。
わが家の洗面所は広さ2畳ほどで、収納スペースは、洗面台の鏡裏や洗面台下の引き出しだけです。
以前は洗面所やお風呂で使う日用品やそのストックなどを、「すべて洗面台下の引き出しの中にしまうしかない」と思っていました。
ところが、13cmほどの隙間に分散収納するようにしたら、サッと取り出せて、使いやすくなりました。お風呂の壁とドラム式洗濯機の間にある隙間を活用した収納をご紹介します。
■集中収納より隙間を使った分散収納がいいかも?
以前は、入浴中に何かを切らしたときは、数歩離れた引き出しに取りにいっていました。ポタポタ落ちる滴も気になりますし、冬は寒い!「お風呂の扉を開けてサッと取れる位置にストックがあったらいいのに」と考えて、気がついたのが、ドラム式洗濯機と浴室の壁との間の隙間でした。
幅13cmほどしかありませんが、洗面台下の引き出しに集中収納するより、ここを有効活用したいと考えました。
■マグネット収納よりもウォールシェルフをつけてみた
当初は洗濯機のサイドにつけられるマグネット収納を検討しました。ただ、以前の家でマグネット収納を使っていたとき、脱水時の振動で収納の中のものも振動し、音がしていたことを思い出します。
そこで石膏ボードでもつけられる棚を壁につけ、その上に容器を置いてストックを収納してみることに。隙間のサイズに合う「無印良品」の「壁に付けられる家具棚オーク材突板ライトグレー30cm」と、その上に「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ホワイトグレー・1/2」を置くことにしました。
洗濯機を動かせないなかでの作業でしたが、15分ほどでウォールシェルフをつけることができました。
■入れるものを考えてサッと取り出しやすくした
洗濯機脇のファイルボックスに入れて便利なものをあらためて考えると、
・お風呂の中から必要なときに取りたいもの:シャンプーやボディーソープなどの詰め替えや、メイク落としなどのストック
・お風呂に入る前にたまに使いたいもの:入浴剤の小袋
・毎日お風呂あがり直後に使いたいもの:肌の保湿液
・ドラム式洗濯機の自動投入機能以外に自分で投入するもの:手洗い用洗剤
これらをすべてファイルボックスに一緒に入れると、取り出しにくくなります。そこで、ファイルボックスのサイドに、「無印良品」の「ポリプロピレンファイルボックス用・ポケット」を2つ用意し、両サイドに引っかけました。
中のものを取り出したときにポケットがつられて落ちないよう、家にあった耐震ジェルをかませて取れないようにしてあります。
さらにダイソーの「バスケット用仕切りM2P」も使い、ファイルボックス内を仕切って、それぞれを取り出しやすくしました。
隙間に収納を設置したおかげで、ふだんは洗濯機に隠れて、こまごましたものは見えません。
集中収納から壁の隙間を利用しつつ分散収納にしたことで、使いたいときに取り出しやすく、便利になりました。
洗面所の収納に関する記事はこちらにも:
・洗面所の深い引き出しを使いやすく! メイク用品をサッと出し入れできる収納の工夫
・奥行きがあって使いにくい!洗面所収納を魔窟化しない収納の工夫とは?
・【新築後4年】洗面所収納の成功と失敗。コンセントと収納のカタチが明暗を分ける鍵!
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 片づけ×植物ですっきり心地よい暮らし