おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
「箸やスプーンなど入れる場所もない。調理スペースもなくどうしたらいいの?」。上京し社会人一人暮らしが始まった娘から相談がありました。学生時代に住んでいたマンションとは、キッチンの広さや収納が違います。食器を干したり、カトラリーを入れる場所がなく、料理の前に食器拭きから始めるのが続くと、「疲れて帰ってきて、料理をする気力もなくなる」と言います。
「料理頑張りたい」って、張りきっていたのに…。
改めて、キッチンを見直しました。毎日のご飯作り、お弁当作りがもっと楽にできるように、シンク上空スペースの有効活用を考えました。ただ、娘の現在の住まいは、数ヶ月の仮住まい。それでも、買ってよかったものを3つご紹介します。
■洗った食器置き場は、シンク上空スペースを活用
使い始めて2ヶ月ですが、「買ってよかった」と、いちばん満足しているのは、ニトリの【SUSシリーズ】伸縮シンク上ラック(2,790円)です。
サイズは、伸縮幅58~101×奥行20×高さ48cm、取り付け可能シンク幅のサイズは約94cm以内。伸縮可能な範囲で自由自在に幅を決めることができます。キッチンを測ると、60cmでしたので、シンクのサイズにぴったり合わせて活用できました。
高さあるものに、割れる心配のある食器を置くので、購入前に、固定する吸盤がシンクに引っ付くかどうか、家にあった吸盤で試し確認だけしました。しっかり固定され、安定感もあり、問題なく使えているようです。
洗った食器置き場は、シンク上空スペースを活用できるようになりました。さらに、毎日使うグラス、箸やスプーンの置き場所には、同シリーズのカトラリーボックス(499円)とグラススタンド(599円)も合わせて購入。数ヶ月後の引越し先で使えるかは不明ですが、それでも、調理スペース幅19cmが調理台として使えることで、毎日の料理の苦痛、ストレスがなくなり、お弁当も頑張って作っているよう。買ってよかったです。
■「置き場所がない」マグネット付きシェルフで収納スペース確保
調理スペースができたら、次に気になってきたのが、こちら。
ポット型浄水器です。全容量2.4リットル入るものなので、狭いシンク上に置くと、置き場所に困ってしまいます。ガスコンロ横の幅15cmのスペースを活用したいもの、調味料の置き場所としても使いたい。マグネットが使用できる壁だったので、これは上空活用しかないと思い、Can Doの「マグネット付きシェルフ(耐荷重1.5kgまで)」(550円)を購入。
幅25cm奥行き8.3cmの大きさです。取り外すのに少し力が要るくらいの強力さなので、安心して使うことができます。一部の調味料の置き場所として使うことにしました。
上空活用ができると、この下の場所がポットの置き場所となり、調味料も取りやすくなり、ポットが邪魔になることがなくなりました。
■鍋もツールもマグネットフックを使ってコックピット収納
キッチンツールもマグネットフックを使用しています。耐荷重も考慮したマグネットフックに、毎日使う鍋も引っかけて使っています。
使うものはすべて引っかける収納スタイルになりましたが、見えるところに収納するのは、娘には合っているよう。元に戻すことが簡単なので、キッチンのストレスがぐっと下がり、毎日お弁当も作っているようです。
さらに、マグネットやキッチンタオル、食器や箸など、見えるものを少しずつ、自分のお気に入りのものに変えて楽しめる余裕も出てきたようです。
引越し当初は、調理スペースが取れない狭いことに憂鬱だったようですが、今は、手を伸ばせば届くキッチンの上空活用は、娘にとったらコックピットのようで気に入っているようです。
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく