おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。
夏休みが近づくにつれ、旅行の計画などを立てている方も多いかもしれません。気温が高い時期は、締め切った部屋に置く観葉植物がダメージを受けることも……。
以前より、お迎えした観葉植物を枯らすことを防ぎ、グリーンと長く暮らす方法を考えています。今回は旅行などで1週間、家を不在にする際の観葉植物のお手入れについて。
植物の種類や家の環境により違いはありますが、わが家で夏に長期間不在にする際の、観葉植物のお手入れポイントを3つご紹介します。
■ポイント① 部屋の中の風の流れを途絶えさせない
部屋に風通しがあることで、土の中のカビ発生を防いだり、葉から水分の蒸散を促したりし、成長がアップするとされています。また風の流れは、光合成に必要な二酸化炭素の供給も助けるのです。
部屋の中に風の流れがないと、二酸化炭素不足に陥り、光合成がしづらく、葉が黄変・落葉することも。
わが家ではふだんからサーキュレーターをリビングで使用し、不在時は弱でつけっぱなしにして、風の流れを止めないようにしています。サーキュレーターなどがない場合は、24時間換気機能や、キッチンの換気扇を弱でまわしておくだけでも、効果があるそうですよ。
花粉が飛ぶ時期だけは空気清浄機に入れ替えます。季節によりサッと出し入れしやすいよう、リビングを出てすぐ近くの収納の中に、それぞれの場所を設けています。
■ポイント➁ 水切れ確認はいつも通り不在前日までに行う
葉のしなりや鉢の重さ、前回の水やりの日付などからタイミングを判断して、いつも水やりをしています。
水やりのタイミングのつかみ方についての記事はこちら
>>>観葉植物の水やりタイミングをつかみやすくしたい!マスキングテープを使った工夫とは
日々水切れを確認できなかったとしても、不在にする前日までには確認するようにしています。留守の間に水切れしそうな植物も、1週間ほどの不在であれば、帰宅後にきちんと水やりをすることで、わが家では枯らすことを防げました。
■ポイント③ 天気予報を確認して日当たりを調節する
不在の間の自宅周辺の天気予報は、あらかじめ確認しておくようにしています。曇りや雨の予報が多い場合は、リビングのカーテンを開けたまま外出。晴れの予報が多い場合は、いちばん日の入るリビングの掃き出し窓のカーテンだけ閉めて出かけます。
カーテンを閉めずに日が当たり過ぎると、土が乾くのが早くなったり、部屋が高温になり過ぎたりするからです。天気予報に合わせて、窓に近い植物は窓から離したりもします。
カーテンを閉めることで、完全に日が当たらなくなるのは良くありませんが、掃き出し窓以外の窓からも多少は光が入るので、光合成に問題ありません。
光が入る窓があれば、浴室に換気扇を回しつつ置いておくのもいいそうです。1週間以上の長期不在の場合、浴室内の湿度が土の渇きを助けてくれる場合もあります。
不在時の家の中の環境を想像し、風・水・光の具合を調節してあげながら、長く育てていきたいと考えています。
観葉植物のお手入れに関する記事はこちらにも:
・もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?
・【鉢カバー入りの観葉植物】大きい鉢を動かさず、ラクに水やりする方法とは?
・観葉植物の水やりタイミングが誰でもわかる!「SUSTEE(サスティー)」の活用法
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 片づけ×植物ですっきり心地よい暮らし