おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
以前、わたしのセカンドステージへの準備について記事にしました。
>>>【50歳からの暮らし】モノは減らさなくてもOK!心地よいバランスの見つけ方
>>>“50歳からの暮らしに必要なこと”がわかったら、手放せるものが見えてきた
数年かけてやりたかったことをやってきて、モノの増殖期も落ち着きました。そうなると、「少しずつ整理してモノを減らしていきたいな」という気持ちが自然と芽生えてきました。ただ、いろんなことが衰えてきている年代、そう簡単にもいきません。
そんなわたしが“ムリせずモノを減らす”ために実践していることは、衰えてきた気力、体力、判断力を補うために、“あらかじめ決めておく”こと。
その具体例を3つご紹介します。
■家に入れるモノの基準を決めておく→まずはモノを増やさない!
以前は、セールのたびに「あったら便利かも」「安いからまとめて買っておこう」などと、無意識にモノを家に入れていました。
>>>片づけても片づけてもモノがあふれる!モノを減らすことを邪魔していた3つのクセと対策
これからのモノの持ち方を考えたとき、「この歳になると必要なものはだいたい揃っているし、これから家に入れるモノは、見たり使ったりしたときにときめくものにしたい」と思いました。そこで、“心の潤いになるもの”をメインの基準にしました。
わたしが失敗しがちなパターンの「便利そう」「使いまわしがききそう」というものは、特に注意して家に入れないようにしています。
■最初に取りかかる場所を決めておく→片づけスイッチを入れる!
歳を重ねるごとに、片づけに取りかかるのがだんだん億劫になってきました。でも、「片づけなきゃ」ではなく「片づけたい!」と思うことができれば、スムーズに取りかかれることも経験済み。
そこで、「片づけたい」気持ちのスイッチを入れることができるよう、最初に手をつけるスペースを2パターン決めています。
ひとつめは、「好きなもの」スペース。わたしにとっては着物スペースがそれです。
大好きな着物は見ているだけでウキウキするので、整理するのも楽しく、取りかかるハードルも低いのです。そして、好きなものは自然と頻繁に整理するので、1回の時間もそれほどかからず、片づけスイッチが入って、「ついでに」と別の気になっていた場所(億劫な書類など)にも着手しやすくなります。
ふたつめは、「毎日使う狭い」スペース。わたしにとっては、冷蔵庫と洗面所の鏡裏収納がそれです。
狭いスペースなので隙間時間にできるし、毎日使うたびにキレイを実感すると、他のところも片づけたくなり、これも片づけスイッチを入れるのに効果的です。
■手放し方法はリサイクルショップのみと決めておく→新たな手間を増やさない!
モノを手放すとき、以前はフリマアプリを利用していたこともありました。でも、出品するものを撮影して投稿したり、コメントに返信したり、梱包して発送したりという作業は、わたしにとってはとても手間がかかるものでした。
もう新たな手間は増やしたくないので、今は近所のリサイクルショップ一択です。
リサイクルショップではだいたいのものは引き取ってもらえるので、一気に片づくところも気に入っています。
気合いでなんとかなる年齢もすぎました。マルチタスクもだんだん苦手になってきている最近は、“あらかじめ決めておく”方法がとても快適です。
“50歳からの暮らし”はこちらも参考に:
・【50歳からの暮らしの見直し】台ふきん、食器ふき、手ふき……もの選びから置き場所、管理システムまで
・50代からの夫婦2人暮らしを見据えて見直した3つのキッチンアイテム
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 梅野優子
HP:片づけサポート【すっきり工房】 カフェ【ume-cafe】