おはようございます。
ライフオーガナイザーの田宮絵理です。
冬になるとアウターの置き場に頭を悩ませることはありませんか? 以前のわが家もアウターの置き場所に困っていました。帰宅後、ついついダイニングの椅子にアウターを掛けてしまうんです。
そこで改善を重ね、今は家族全員がアウターを収納できるようになった方法をご紹介します。
■ダイニングの椅子にアウターを掛けてしまう理由
わが家では帰宅するとすぐにダイニングへ行って、アウターを脱ぐことが習慣でした。ダイニングチェアの背もたれにアウターを掛けて、座面には持ち帰ったカバンを置いていました。
私と娘2人分のアウターを1つの椅子に掛けていたので、山積みになってしまい、下から引っ張り出すと山を崩して大変なことになることも。
つい掛けてしまうのは、脱いだアウターを収納する場所がないからと考え、収納場所を作ることにしました。
■リフォームで玄関にアウター収納を作ったが失敗
リフォームの際、アウターの置き場を玄関に作りました。 大人のアウターはハンガーパイプにハンガーで掛け、子どものアウターは靴箱にフックを取り付けて掛けられるようにしました。
しかし、収納する場所を作っても、玄関に片づける習慣は定着せず……。リフォーム後も再びダイニングの椅子にアウターが山積みになってしまいました。
原因は、「収納場所がない」だけではなかったんです。なぜ、玄関に収納する習慣が定着しなかったのかを振り返ったところ、「アウターを脱ぎやすい場所がダイニングだった」ことが原因だと気づきました。
■玄関に荷物の置き場を作ることが鍵でした
帰宅後の動線を見直すと、持ち帰ったカバンや買い物袋をダイニングの椅子に置き、その後アウターを脱ぐという流れができていたのです。玄関にはカバンを置くスペースがなかったため、自然とアウターを脱ぐ場所もダイニングになっていました。
そこで、玄関にベンチを設置し、帰宅後すぐに荷物を置くようにしたところ、無理なくアウターを脱いで片づけることができました。
収納場所を作るだけでは片づけができず、日常の動線を見直し、スムーズに収納できるかを確認することが習慣化へのステップだと実感しました。
椅子に山積みになっていたアウターも、今では玄関に家族全員片づけられるようになり、ストレスが軽減しています。オフシーズンは保管クリーニングを利用しているため、アウターの定位置が玄関になり、クローゼットに収める必要もなくなりました。
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ライフオーガナイザー 田宮 絵理
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