違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

おはようございます。
ライフオーガナイザーの日名由香です。

ライフスタイルが変わり、自宅を事務所としても使う必要が出てきた私にとって、日常の生活感をどう隠し、効率的で心地よい空間に整えるかが大きな課題でした。
>>>違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【前編】

前回は、プロのサポートを通じて得た発見や学びをご紹介させていただきました。今回は、「プロの技が光る」アイデアをご紹介いたします。

違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

■生活感が出やすい布団は、家具で“隠す”だけで印象が変わる

事務所も兼ねて使う空間では、生活感が混在することが悩みでした。「生活感を隠したい」という課題に対し、片づけのプロが提案してくれたのは、家具の配置で生活感を隠すこと。

布団を家具の裏に収納するだけで、目に入る生活感が大幅に減り、空間が整った印象に。急な来客時にも生活感を気にすることが減りました。当初、生活感を隠すには「収納スペースが必要」と考えていましたが、プロの提案は「視線の操作」というシンプルな方法でした。

違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

■見た目も使いやすさもアップ!メイクコーナーをキッチンに

以前はリビングでヘアメイクをしていましたが、道具が出しっぱなしになることが多く、生活感が目立つのが悩みでした。特に、動線が集中するリビングでは、整頓を保つのが難しく感じていました。

そこで、プロが提案してくれたのは、キッチンの空きスペースを利用するという斬新なアイデアです。

違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

キッチンの収納に余裕があったため、メイクコーナーとして活用することに。ゆっくり座ってメイクができる上に、手をすぐに洗える便利さも加わり、メイク後の片づけもスムーズに。メイク道具やスキンケア用品もワゴンにまとめて棚の下にすっきり収納でき、見た目も美しく生活感を隠すことができました。

違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

■使いこなせなかった収納用品は、ざっくり分けることで再活用

「無印良品」の定番商品、ポリプロピレン小物収納ケースを使っていたものの、「元に戻すのが面倒」で使いこなせていませんでした。プロが提案してくれた活用法は、こまかい仕切りをやめて、収納スペースを「前後2つ」に分けるシンプルな方法。出し入れの頻度を考えて前後で分類することで、私でも続けられるように。

違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

さらに、自分では手間を感じてしていなかった「ラベリング」が大活躍。ラベリングがしてあることで一目で中身が分かり、家族にも使いやすい収納に変わりました。頻繁に使わないものを「しまいやすく、取り出しやすい」状態に整えたことで、使いこなせていなかった収納グッズのポテンシャルを最大限に引き出せました。

違う視点で気づく自分に合う片づけ法!実感した「プロに頼る」効果【後編】

片づけは一人でも頑張ればできますが、「第三者の異なる視点」が加わることで、空間は見違えるほど使いやすく整います。自分では気づけなかったアイデアが暮らしを一変させ、新たな快適さに出会えるきっかけとなりました。

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ライフオーガナイザー 日名 由香
HP : 日本ライフオーガナイザー協会

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