おはようございます。
ライフオーガナイザーの河口美果です。
毎日外出に使うバッグは玄関収納に置き、リビングに持ち込まない工夫をしました。
>>>リビングにバッグが散らからない!帰宅・おでかけの動きに合わせた玄関収納の工夫
それ以外にも、家の中で必要になるバッグや予備のバッグが、散らかることがありました。バッグが散らかる原因のひとつは、「毎日使うバッグ」「たまに使うバッグ」「使わないけど手放せないバッグ」が混在していることでした。
そこで、使用頻度で分けて収納したところ、使う・しまうがラクになり、スッキリとした空間を保てるようになりました。
■家の中でもよく使うバッグ→「使う場所の近くに引っかけ収納」
家の中で作業や中身の入れ替えがあるバッグは、使う場所の近くに引っかけ収納にすることで、床の置きっぱなしが減りました。
娘のランドセルは、学校用品を管理するボックスの横の柱にフックを取り付けて収納。宿題をするリビングのテーブルから2歩の距離です。
以前はテーブルから5歩の距離にあり、「あとで宿題をするから」とリビングに置きっぱなしでした。5歩→2歩と距離がほんの少し変わるだけで、片づけのハードルがぐっと下がったようです。毎日の片づけ習慣には「近い」がポイントでした。
私の仕事のバッグも、以前は玄関に収納していましたが、資料作成やファイルの入れ替えが多く、デスク周りに放置しがちに……。デスク下の棚にフックを取りつけ、引っかけ収納にしたら、移動せずに出し入れできて、資料をしまうのもラクになりました。
重いバッグを引っかけるフックは、「シンワ測定株式会社」の「下地探し どこ太 basic35mmマグネット付」で下地チェックし、ビスでしっかり固定しています。
10㎏以内の軽めのバッグは、「レック」の「強力クロスピンフック(大)」を使うこともあります。細いピンで穴が目立たず、石膏ボードでもしっかり固定できる便利なフックです。
■たまに使うバッグ→「定位置を決めて放りこみ収納」
たまに使うバッグは、ボックスに放りこみ収納にしています。
外遊び用のリュックサックや予備の手提げバッグは、玄関収納にボックスを用意し、まとめて入れています。出がけにサッと取り出せるので便利です。
娘の週末用のお出かけバッグは、リビングの娘コーナーにケースで管理してもらっています。どちらも放りこみOKにし、片づけるときのハードルを上げないようにしています。乱れが気になったときに整頓するようにしています。
たまに使うバッグを毎日使うものと分けたことで、不要な散らかりがなくなり、出し入れがスムーズになりました。
■使わないけど手放せないバッグ→「ルールを決めて保管」
「いつか使うかもしれない」「思い入れがあり手放せない」と手放すのが苦手な私は、あまり使わないバッグは「スペースに収まるまで」とルールを決めて保管しています。
ふだん使うことがない家族のバッグは、2階の納戸部屋で引き出しケースとボックスに入れて保管。ときどき見直し、増えすぎないよう気をつけています。
娘のバッグは、2階のクローゼットの空きスペースに、引っかけて保管しています。見えてないと存在を忘れるようなので、見える収納にしました。ときどき声をかけ、入れ替えたり見直しをしています。
使用頻度で分け、それぞれの用途に合わせた収納方法にすることで、スムーズに出し入れできるようになり、散らかることがなくなりました。
バッグのアイデアはこちらも参考に:
・220円でスッキリ!来客時に丸見えでも大丈夫な「かけるバッグ収納」ビフォーアフター
・出し入れがラクに!バッグ収納は形ごとに収納方法を変えたほうがうまくいく
・帰宅後のバッグは掛けるだけ!疲れていても無理なく片づく、3ステップのバッグ収納
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 河口美果
ブログ: CASA・FAVORITA(片づけでお気に入りの家に)