おはようございます。
ライフオーガナイザーで、「無印良品」の店舗スタッフとしても働いている小峯美保です。
前回、「無印良品」の「スタッキングシェルフ」でスッキリ整う収納法をご紹介しました。
>>>リビングになじむ!プリンター周りの収納を使いやすくスッキリ整える方法
わが家の場合、壁から離して設置しているため、壁に固定ができません。手前に倒れない転倒防止用品を取り付けましたが、防災対策をすると、見た目が気になることも。
そこで今回は、転倒防止対策をしながらインテリアになじませる工夫をご紹介します。
目次
■手軽にできる!敷くだけでOKの転倒防止プレート
リビングの2mある「無印良品」の「スタッキングシェルフ」は、揺れやすいので、前倒れを防ぐためにまず棚底に“プレート”を取りつけました。棚底の前側を1㎝ほど高くすることで、重心が後ろになります。「アイリスオーヤマ」の「転倒防止プレート」を選びました。
目立ちにくい半透明で、棚の幅に合わせてハサミなどでカットします。設置は家族に手前を浮かせてもらい、差し込んで完了です。取りつけたところは、プレートが目立たず違和感もありません。
2人で行えば簡単に設置できます。
■つっぱりタイプの転倒防止金具で、しっかり固定
棚の足元に、転倒防止プレートを取りつけましたが、やはりしっかり天井面との間に固定できる“転倒防止対策”を足したい。“つっぱりタイプの転倒防止金具”を合わせ技で取りつけることにしました。
しっかり固定できるタイプは安心感がありますが、少し目立ってしまいます。そこで、探してみると、「アイリスオーヤマ」の「つっぱり転倒防止」を発見!スリムなデザインで圧迫感も少なく、スッキリとなじみやすいデザインです。
天井と棚の上部の開き寸法を測り、Mサイズ(40~60㎝)を選択。細めの作りなので、3本取りつけました。真ん中の向きは、見え方を確認して決めます。引っ張ったりしてみましたが、手前へはしっかり止まり、全く動きませんでした。
2~3日後に、1度緩んでいないか点検します。実際に小さい揺れを感じたときや、月に一度の定期チェックを習慣にしています。
■転倒防止金具をおしゃれに隠すアイテム2つ
選んだつっぱりタイプの転倒防止金具は、なじみやすいデザインですが、棚上に足元が見え、少し気になります。そこで、安全面もよく考慮して、“転倒防止金具の機能を邪魔せず”、“揺れに影響せず軽い”、“落ちても壊れにくい”、自然に隠せるアイテムを選びました。
「フェイクグリーン」でナチュラルにカバー
少しずつ向きを調整しながら伸ばし、自然な仕上がりに。ワイヤー入りのものは器具に巻きつけやすく、形も整えやすいのでおすすめです。
特に「いざなうるす屋」の「おしゃれグリーン」は、作り物感が少なく、リアルな雰囲気で柔らかいので扱いやすかったです。
軽量なファブリックパネルでスッキリ隠す
42×60㎝のファブリックパネルをフェイクグリーンと組み合わせて設置しました。サイズを棚幅に合わせ、スッキリ全体を隠せます。部屋のイメージにあわせてプチオーダーができる「LUNE D’EAU 」(ルネ・ デュー)の「ファブリックパネル」のオーダーサイトがおすすめ。
工夫しだいで、インテリアになじませながら安全対策ができるとわかり、いろいろなアイテムを見つけお試ししています。「見た目と安心の両立」で、もしものときを意識しすぎず、インテリアも楽しみたいと思います。
防災計画に関する記事はこちらにも:
・【オープン棚の地震対策】簡単DIYでできる見栄えもOKの落下防止バーの取り付け方
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ライフオーガナイザー 小峯美保
HP : 整うしくみ研究室 / atelier Hygge