おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。
暖かい季節になり、これから観葉植物を育ててみようかなという方もいらっしゃるかもしれません。部屋のどこに観葉植物を置こうか、迷うこともありますよね。
観葉植物のお世話をしやすい置き場所を考えるためのポイントをご紹介します。
目次
■置き場所を考えるうえで、植物の成長に必要な要素を知る
観葉植物が育つためには、「水」「光」「風通し」、そして「肥料」が必要です。光はカーテン越しの光や、曇りガラス越しの光がおすすめ。直射日光は植物の種類によっては葉が焼けてしまう可能性があるので、注意が必要です。
風通しは、土からカビが発生するのを防止し、葉から水分が蒸散するのをアップさせることで、さらなる成長が期待できます。また光合成に必要な二酸化炭素も植物に運んでくれるのです。サーキュレーターで空気を動かすのもいいですし、鉢を揺らしたり、人が側を通ったりするだけでも大丈夫。
エアコンから出る風を、直接植物にあたることがないように配置すると、葉が乾燥しすぎて調子を崩すことがないですよ。
肥料については、こちらの記事でも紹介しています。
>>>実は育てる上で必要だった! 観葉植物に与える肥料の選び方と収納場所
■ポイント①視界に入り良く通る動線に近い場所か
観葉植物が視界に良く入り、ふだん通る場所に近いと、お世話忘れを防ぎ、水切れなどの不調サインにも気づきやすくなります。
小さい観葉植物の場合は、1つあるより複数あると、視界により入りやすくなりますね。人が活動する場所は日常的な通風や、側を歩くことでの風通しも期待できるのです。ただし動線を妨げるような置き方はしないように注意してください。
置き場所がなければ、カーテンレールやライティングレールなどを利用し、吊るしてみるのもいいかもしれません。
■ポイント➁水場に近く、ついでに水やりしやすい場所か
置き場所の近くに水場があり、何かのついでに水やりできると、お世話しやすくなります。水やりは鉢底から流れ出るまでやる必要があり、受け皿に流れた水を捨てる場合も、水場が近いほうがラク。キッチンや洗面所の近くなどが、ついでに水やりがしやすいのでおススメです。
わが家では、キッチンシンクや洗面台で、家事のついでに小さめの鉢の水やりします。しばらくシンクに置いたまま水が切れるのを待ってから、置き場所に戻しています。
■ポイント③安定した室温で年間通して置けそうな場所か
観葉植物は暖かい地域に自生するものが多く、寒さに耐えられないことが多いです。冬、カーテンをひかない窓の近くや、暖房をつけない場所は注意が必要です。さらに、夏は、不在で室温が上がりやすい場合も要注意。
カーテンの開け閉めで寒さ暑さを調節したり、夏の不在時は換気扇やサーキュレーターで空気を循環させたりして、蒸れを防止するのも手です。
なるべく年間通して安定した室温の場所に置いておくことで、植物がその場の環境になじみます。季節ごとに置き場所をくるくる変えず、場所を固定することで、お世話する側のルーティンも作りやすくなりますよ。
植物にとって環境が良く、育てる人もお世話しやすい場所を見つけることで、長く楽しめると思っています。
観葉植物のお世話についてはこちらの記事も参考に:
・観葉植物の水やりタイミングをつかみやすくしたい!マスキングテープを使った工夫とは
・観葉植物のお世話が続かない!楽しみながら習慣化するための3つの工夫とは?
・はじめて育てるならどんな植物がいい? 管理しやすい観葉植物の選び方5つのチェックポイント
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 植物を楽しむ暮らし作り