おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
毎日使うバッグ。使いたいのに見つからなかったり、片づけがめんどう放置してしまった経験はありませんか?外出前にバッグと中身をサッと準備して、帰宅後はポンと戻すだけ。そんな収納があったら気持ちよく毎日を過ごせそうですよね。
今日は「めんどうな収納は苦手」「見えないと忘れてしまう」──そんな私でも続けられている、バッグ収納の工夫をご紹介します。ポイントは”使う頻度”と”動線“を意識することです。
■あまり使わないバッグは、入れ子でコンパクトに収納
私のバッグの収納場所は、リビング隣りの洋室にあるクローゼット2つ。あまり使わないバッグは、入口から遠いほうのクローゼットの枕棚に立てて並べています。
ここに収納しているバッグは、全部で12個ほど。小さめのバッグを大きめなバッグに重ねて入れる「入れ子式」にすることで、省スペース化と型崩れ防止の両方を実現できました。見えなくなると忘れてしまうタイプなので、「旅行用」「小さめ」「ベージュ系」「黒系」などイメージごとに入れ子にしています。
入れ子にしたことで多少の手間は感じるものの、月に数度あるかないかの頻度なのであまりストレスは感じていません。何より「そういえば、あのバッグどこにしまったっけ?」と探すことがなくなり、気持ちよく使い続けられています。
■よく使うバッグは出し入れしやすく、かける収納
一方、よく使うバッグは、リビングから近いクローゼットに収納。ハンガーパイプに「ダイソー」の「アルミツイストS字フック」を使って、サッとかけるだけの簡単収納です。
このフック、向きが90度ねじれているので、バッグをまっすぐに並べることができます。すっきりコンパクトになるので、見た目も気に入っています。
似たアイテムを使っているライター大和の記事も参考になりますよ:
>>>スッキリ収納でストレスなしに!バッグは、形と使う頻度で3つに分ける
さらにこのクローゼットには、アウター・ストール・帽子などの外出グッズもまとめて収納しています。
「バッグを手にとる→帽子&アウターを身につける→出発!」という一連の流れがクローゼットひとつで完結。帰宅後も、そのまま流れでまとめて片づけができるので、自然とリセットできるようになりました。
■バッグの中身と外出グッズは、セットで収納
使いやすさをさらに高めるために、よく使うバッグのすぐそばに「IKEA」の「ベストー」のボックスでバッグの中身の定位置もつくりました。
バッグの中身は、用途に応じてポーチごとに整理しています。たとえば、防災グッズを入れた“0次の備え”ポーチと、リップやティッシュ、除菌シートなど、毎日使うアイテムをまとめた“日常使いポーチ”。
あらかじめ分けておくことで、予定に合わせて必要なものだけをバッグに入れることができ、準備の手間がぐっと減りました。
さらに、バッグの中身を出す元気がない日のために、一時置きスペースも確保。ボックスの手前側にバッグを一時的に置けるようにして、床置きゼロを実現しています。
“使う頻度”と“戻しやすさ”を意識したことで、バッグ収納がぐんとラクになりました。朝の準備も帰宅後の片づけも、探さず・迷わず・手間なく。お気に入りのバッグを気持ちよく使い続けるために、これからも小さな見直しを重ねていきたいと思います。
バッグの収納アイデアはこちらにも:
・220円でスッキリ!来客時に丸見えでも大丈夫な「かけるバッグ収納」ビフォーアフター
・つい置きっぱなしにしてしまうバッグ、ストール、ネックレスは、「かける収納」で解決!
・出し入れがラクに!バッグ収納は形ごとに収納方法を変えたほうがうまくいく
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ライフオーガナイザー会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。