おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの南方佐知子です。
長年使ってきたけど、ライフスタイルの変化などで、使わなくなった収納用品があります。不要になったからすぐに捨てるのはもったいないし、思い入れがあるとなかなか手放せません。わが家ではそうした収納用品を、向きを変えたり入れるものを変えたりしながら使っています。視点を変えたことで、再び使えるようになりました。
■小さな引き出しは、文具入れからメガネ入れへ
以前、小さな引き出しタイプの収納を、DIYで作ったことがあります。作った当時はよく使っていたものの、使う頻度が徐々に減っていきました。
引き出しとして使わなくなってからは、中の収納ケースを外して向きを変え、文具入れとして何年も使いました。
>>>迷子になりやすいリビングの文具は、あえてカラフルなものを選んで行方不明を解決!
子どもたちが成長し、リビングで宿題をしなくなってからは文具の量を減らしたので、箱が不要となりました。
現在は、元の向きに戻してメガネの収納へチェンジしました。オープンな収納は置きやすく取り出しやすいので、メガネの行方不明が減ったうえに、“見せる収納”として気に入っています。
■古道具の蠅帳は、おもちゃ入れからキッチンの食材入れへ
ずいぶん前に祖母から譲り受けた古い蠅帳は、一人暮らしのときは食器入れとして使っていました。子どもたちが小さいころは、おままごとの道具としてリメイクし、毎日大活躍の日々でした。
おままごとをしなくなってからは、書類を入れる収納としてリビングへ設置。
>>捨てられない思い出は、手放せなくても大丈夫! 用途を変えると今の生活に使えたもの5選
中身の書類の収納場所を移動したので、蠅帳は必要なくなりました。
思い入れや思い出もあるのですぐに手放せず、あるときふと、キッチンの食器棚に置くことを思いつきました。もともと蠅帳は食品を入れるものなので、「キッチンにもどってきたな」と面白く感じています。
食器棚に入る高さにするために横向きに置いて、扉は手前に倒すように使います。
サプリメントなど、ごちゃごちゃするものが見えてなくなってスッキリできました。横向きにしたことで仕切りの棚がなくなったので、これから使いやすいようリメイクしていきたいと思います。
■文机の引き出しは、出して使ってパソコン台へ
古い文机を、パソコンを置く台として使っていました。
高さが低いから使いにくいと感じていたので、引き出し部分を出して、その上にパソコンを置くことを思いつきました。もともと使っていた折りたたみ式のスタンドごと置くと、安定してちょうどいい高さになりました。
リビングの机でパソコンを使うことが多いので、引き出しごと移動しています。
引き出しのあった場所は、資料などを入れるスペースとして使うようにしました。
使わなくなったものを捨てて新しい収納用品を買うことは簡単だけど、捨てずに新しい収納場所作ることができたことが嬉しいです。お金も捨てたくない気持ちも大切にできました。
不要になったものを再利用する記事はこちらも参考に:
・不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!! 材料として便利に活かす方法
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち