おはようございます。
4人のこどもをもつライフオーガナイザー中矢くみこです。
木製のまな板って、お手入れが大変そうで敬遠しがちですよね。私もそのひとりでした。
ところが、たまたま夫がお土産で持ち帰った木製のまな板。それまで使っていた樹脂製より楽できる!と使い続けること4年。子育てに追われる今だから「使いやすい!」。
そんな木製まな板との付き合い方をご紹介します。
■“作業台とまな板の相性”を考えたことありますか?
わが家の現在のキッチンのステンレス作業台は、ガンガンと包丁の刃が当たる音がかなり響きます。GLOBALの子出刃包丁をメインに使っていることも影響しているかもしれません。
樹脂製まな板を使っていた頃は、音が気になりつつも「賃貸だし、しかたがないか」くらいの感覚でしたが、木製まな板に変えたときの心地よい「トンントン♪」音にびっくり!。以前は、金属音が響かないように無意識に気を使いながら使っていたんですね。
刃の当たりが柔らかく、作業台の金属音も吸収する木製まな板。木製まな板を好まれるのはこれが最大の理由ですよね。
■楽なのは漂白?熱湯消毒?
やはり木製まな板のネックは、メンテナンスですよね。
食器洗浄器のないわが家にとっては、手洗い+消毒の手間はどちらも同じ。むしろ漂白作業は「匂い」と「つけ置き時間」がネックで、気持ちが向かないお手入れのひとつでした。
「子どもが寝ている時に漂白をしたい」。でも子どもが寝ている間は他の家事の優先順位が高く、出来ずじまいになりがちでした。その点、一見面倒くさそうな木製まな板の熱湯消毒は、夕食づくりの洗い物のついでに熱湯をかけるだけ。電気ケトルで湯を沸かすので手間も最小限です。
食事の時間に、木目を縦にした状態で一時的に水切りに立てかけておくと、食器を洗う頃には表面の水分は乾燥しています。
ひと手間の面倒はありますが、「毎日熱湯消毒をしてるし、多少やれない日があってもまぁいっか」という楽観的な性格も相まって、続いているのかもしれません(笑)。
■見た目が好きなら出しっぱなしもOK!
まな板をしまう先は、作業台の前の壁。壁に立てかけるだけの出しっ放し収納です。
出しっ放しにしてみて気がついたのは「まな板は出しっ放しがいい!」こと。かなり個人的な感覚ですが、見た目というより「空気が通る場所に置きたい」という気持ちの問題です。
自然素材が好きな私にとっては、”ひのき”や”マンゴーツリー”の素材感は見た目に心地がよく、”出しっ放し”でもOK!もちろん、ワンアクションで使うことができて便利です。
まな板立ては洗うのが面倒なので、耐震ジェルで滑り落ちを防いでいます。
■パン専用には大きすぎる?まな板の意外な使い方
一度に2袋分食べてしまう食パンの消費量にげんなりして、購入し始めた1本3斤のロングタイプ!の食パン。
これを食卓でカットしやすいようにと、購入したまな板が「プエブコ」カッティングボードです。この大きめサイズが、楽ちんにつながりました。
わが家のトースターで、パンの耳をカットすれば一度に6枚トーストできます。でも面倒だったのは、何度もトースターとテーブルを往復していたこと(振り向くだけで届く距離ですが……)。
このカッティングボードに変えてからは、6枚まとめて並べ、具をのせて、そのままトースターへ。焼けたら、カッティングボードにすべてのせてテーブルの上に。このオペレーションがたまらなく楽なんです。
木が水分を吸ってくれて、べちゃっと感も気になりません。
おかげで”週末だけのゆったりパン朝食タイム”を少しは感じられるようになりました。
今回、4年使ったまな板がかなり傷んでいたことに気がつき、初のメンテナンスをしてみました。カインズホームの作業室貸し出しサービス(1時間500円)を利用し、電気サンダーも無料でお借りしての研磨作業。まな板2枚で30分程度で終われそうなところ、楽しくて50分研磨し続けてしまいました(笑)。
こんな時間をたまに味わうのも木製まな板の醍醐味のひとつかもしれませんね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
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ライフオーガナイザー中矢くみこ
ブログ: 男の子+女の子+双子とのやったね!を探す暮らし