おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
ご自宅の冷蔵庫の中に、使わなかったけど「もったいない」からと保管しているものはありませんか?
たとえば、納豆についていたカラシや、お刺身のワサビ、焼きそばの粉などの付属の小袋調味料。とっておいたものの、その存在を忘れてしまい、気づけば冷蔵庫の奥底で期限切れを迎えた……。あるいは、詰め替えした後の袋など、まだ少し残っていて「もったいない」と思いつつ捨てる……。
そんな経験はありませんか?
少しの工夫で、「もったいない」は防ぐことができます。しっかり使い切って、気持ちも冷蔵庫もスッキリしませんか?
■もったいない! 付属の小袋調味料には特等席を用意する
納豆やお刺身、焼きそばなどについてくる付属の小袋調味料は、小さくて邪魔にならないだけに、住所を決めずに、とりあえず空いているところに置いてしまいがちです。その結果、とっていたはずなのに見つからない、冷蔵庫の奥でクシャクシャ・ベタベタになっていたなんてことに……。
小袋調味料には、見える化がおすすめです。
忘れっぽい私は、中身が見える入れ物に入れ、冷蔵庫の中でもよく目につくドアポケットに置いています。いろいろな種類があるので、細かに仕分けせず、「小袋調味料」をひとまとめ。ワサビやカラシを使いたいと思った時に、小袋調味料入れにないか?先に確認するようにしています。
入れ物は、ペットボトルを切って作ったものですが、使い勝手がよく、仮置きのつもりが、そのまま使い続けています(笑)。
この特等席を設けたおかげで、使い忘れがなくなった上、せっかくとっておいたから使おうという意欲もわき、使い切る方法の幅も広がりました。何でも徹底的に使い切りたい貧乏性です(笑)。
たとえば、焼きそばの調味料は、ビニール袋にゆで玉子と一緒に入れておくと、翌日には味付け玉子ができあがります(写真はゆで玉子4個と焼きそばの粉末調味料1袋)。他にも、からしはマヨネーズと一緒にトーストにぬり、ハムや卵サラダをのせる。ワサビは、マヨネーズと混ぜて炒め物に使うなど、使い道はたくさんあります。
小袋だからこそ、1回分として使い切りやすいので、実はとても便利に使えるのです。
■もったいない!詰め替えたあとの残りは、そのまま調理する
お味噌や、ふりかけなど、容器に詰め替えて使う食品がある場合は、詰め替えた後に、そのまま1品作る流れを作っておくと無駄にしなくて済みます。
お味噌を容器に詰め替えるときは、詰め替えた後の袋に、みりんやお酒を入れて、お肉などを入れればみそ漬けが作れます。クリームチーズなど、焼いたりしなくても、そのまま1品になるものを入れれば、さらに楽チンです。
ふりかけの袋なら、ご飯を入れて振っておにぎりにします。パン粉の袋なら、具を入れれば、衣をつけるのが楽になります。
少量とはいえ食材を無駄にしなくて済む上に、手間が省けるなんて一石二鳥です。
■もったいない!焦げすぎたパンは、食べずに利用する
うっかりして、パンが焦げすぎたときは、食べられないけど「もったいない」とガッカリしてしまいますよね。
そんなときは、思い切ってさらに焦がしてしまいましょう。炭の代わりに、消臭剤として利用できます。柑橘系の果物の皮も、レンジでチンして臭い取りなどに使えます。
「もったいない」と聞くと貧乏くさい印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、限りある地球資源を大切にする素晴らしい日本語だと思っています。
参考記事:
環境を守る美しい日本語である「もったいない」を世界共通語「MOTTAINAI」として広めることをノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさん
使い切る方法を身につけ、少しでも「もったいない」をなくしていきたいです。
「もったいない」を減らす工夫についてはこちらにも:
・残り物は捨てる? もったいないから無理して食べる?「ちょい冷凍」のススメ
・【冷蔵庫収納】食材を無駄にしない! 冷蔵庫の管理をしやすくする工夫とは?
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家