おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。
ダイニングの一角にあるデスクで、私はふだん仕事をしています。仕事に必要な書類はデスク周りに置き、資料を広げて作業をしたいときはダイニングテーブルを使います。
家族と食事をするダイニングは家族がくつろぐ場所なのに、仕事が立て込んでいるときは、家族の団らんスペースが乱れることもしばしば……。家族が共有する場所に設けたワークスペースは、家族の心地よさも考えないといけません。
使い勝手と心地よさのバランスを考えた、わが家のワークスペースのととのえ方についてご紹介します。
■デスクが使いづらい!ストレスを感じたら見直しをする
デスクの上にはパソコン、手帳、ノート、書類など仕事に必要なものを置いています。
よく使うもの、しまい込むと効率が悪い作業中の資料、読みかけの本は、「必要なときにすぐに出せる・すぐに見れる」を優先し、デスクの上に置いています。先日、仕事が立て込んでいたときは、デスクの上に書類や出しっぱなしのものが溜まり、物置状態になっていました……。
資料や書類は基本、ファイルボックスに立てて収めているのですが、入りきらなくなるとファイルボックスの上に書類を積み重ね、横へ横へと置き始め、あとでしまおうと思っているポーチや髪留めなどもちょい置きして、このありさま(苦笑)。
これでは作業をするのも落ち着きません。
しかもすぐそばのダイニングテーブルで食事をするたびに乱れているのが目につき、ストレスに。探している資料が見つけにくい、パソコンを置く場所まで浸食してきたら見直しです。
■STEP1すべて出す → STEP2分ける
まずは、ノートや書類、この場所に置いているものをすべて出します。出したものはカテゴリー分けします。
左上から時計回りに
①保管場所へしまう書類や雑誌
②よく使うもの・作業中の仕事の資料
③放置していたもの
④期限が過ぎたもの・不要になったもの
⑤作業が済んでいるのに置きっぱなしの仕事関連の書類や書籍
書類は大きく2種類に分かれます。「保管する書類」と「一定の期間を過ぎると不要になる書類」。そのことも意識しながら分けると、この場所にいま必要ないものがはっきりします。
■STEP3収める
次にカテゴリー分けしたものを収めていきます。
①保管場所へしまうもの
→リビングクローゼットへ
リビングクローゼットには、保管するもの(家に関する書類や雑誌など)をしまう場所をつくっています。
②よく使うもの・作業中の仕事の資料
→デスク上のファイルボックスへ戻す
③放置していたもの
→それぞれ元の場所に戻す
④期限がすぎて不要になったもの
→シュレッターもしくはゴミ箱へ
⑤作業が済んでいるのに置きっぱなしの仕事関連の書類や書籍
→書類は、机下の仕事用のファイルボックス、書籍は本棚へ
実は処分する書類以外は、どれも元に戻す場所を決めているため、一気に整理をすれば30分ほどでできるんです。乱れるのは期限が過ぎた書類や使い終わったものをそのままにして、片づけていないからなんですよね。気持ちよくパソコン作業ができる状態に戻りました。
家族と共有する空間でもあるので、「気持ちよく食事ができるようにスッキリ片づけておきたい!」と思っているのですが、仕事のやりやすさも優先したいこと。
「ストレスにならない程度なら使用中の書類はデスクの上に出しっぱなしOK!」、だけど「ストレスを感じたら整理する」など見直しのタイミングを決めています。
「いつもきっちり片づけをしておかなければ!」と片づけのハードルを上げて続かなかった経験も踏まえて、“使い勝手と心地よさ”のバランスを大切にしながら、無理のない方法でワークスペースを整えています。
機能性と心地よさのバランスを考えたワークスペース実例:
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あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ:クローゼットの片づけ整理収納サポート Life styling room