外出時に持って出たいアイテムの置き場所は、“玄関を出るまでに目につく”がポイント

おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。

外出時に忘れず持って行きたいモノや、投函したい郵便物などの、ついでに持って出たいモノ。バタバタしていると、ついうっかり忘れてしまいがちですよね。

わが家では外出時に忘れたくないモノ3つを、玄関を出るまでの動線に置くようにしました。すると、家族みんなが、無理なく習慣化することができて、忘れなくなりました。そのわが家の仕組みを3つご紹介します。

■毎日持って行く水筒は、玄関への通り道に置けば忘れない

子どもたちが学校に毎日持って行く水筒は、キッチンのカウンターの端に置いたカゴの中が置き場所です。

外出時に持って出たいアイテムの置き場所は、“玄関を出るまでに目につく”がポイント

お寺のわが家は、正面の玄関の他に、家族だけが日常出入りしている内玄関があり、水筒入れのカゴの横が、内玄関への通り道になります。

朝、お茶が入った水筒をカゴの中に入れておけば、子どもたちは登校時に内玄関に向かいながら水筒を取って行きます。帰宅時には、この場所を通ってリビングに向かいながら、カゴの中に水筒を戻す、という仕組みになっています。

外出時に持って出たいアイテムの置き場所は、“玄関を出るまでに目につく”がポイント

通り道にあり、自然に出したり戻したりができるので、この仕組みにしてから、特に忘れっぽい息子も、忘れず朝持って出られるようになりました。帰宅時も、水筒と一緒に弁当箱も出すようになり、「お弁当箱出しなさい!」とうるさく言うこともなくなりました(笑)

籐のカゴに入れているのは、水筒の色のゴチャゴチャ感を目立たないようにしたいからです。

■使用済み乾電池も通り道に置けば、忘れず捨てられる

水筒を入れるカゴの後ろには、100均のケースを置いて、使用済み乾電池を入れる場所にしています。

外出時に持って出たいアイテムの置き場所は、“玄関を出るまでに目につく”がポイント

使用済み乾電池は、近所に常時設置されている自治体の回収ボックスに捨てることになっています。以前は、内玄関のシューズボックスの中に缶を置いて、その缶にある程度たまってから、回収ボックスに捨てに行くようにしていました。ところが、扉の中にあるせいか、たまっても捨てに行かないし、交換した後にどうしてよいかわからない家族が、家中のアチコチに使用済み乾電池を放置していました。

そこで、“たまったら捨てに行く”から“その都度捨てる”に仕組みを変更。外出時に、このケースの中に一つでも乾電池が入っていれば、ついでに持って出て捨てるようにしました。

通るたびに目につくので、もちろん使用済み乾電池はたまらなくなりました。置き場所がわかりやすくなったので、アチコチに放置していた家族もこのケースに使った電池を入れるようになり、捨てにも行くってくれるようになりました。

■玄関ドアのレターボックスで、郵便物は忘れずポストに

ポストに投函したい郵便物は、出し忘れ防止のために、玄関ドアの内側にマグネットフックでレターボックスをかけて、置き場所をつくりました。

外出時に持って出たいアイテムの置き場所は、“玄関を出るまでに目につく”がポイント

外出時にレターボックスにハガキなどが入っていたら、そのまま手にして持って出られるので、忘れることがありません。

出欠の返信など、書くだけ書いてそのまま出し忘れたりすることがあった夫が、出さないといけない郵便物は、ちゃんとこのボックスに入れるようになり、目についた家族が誰でもついでにポストに投函してくれるようになりました。

“通り道に”“目につく”を意識して置き場所をつくったことで、忘れなくなっただけではなく、家族で協力できるようにもなりました。

ちょっとした意識と仕組みの見直しで、暮らしは快適になります。
動線を意識する収納、おススメです。

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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんの笑顔になるお片づけと爽快らいふ術

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