おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。
毎日何度も開け閉めする冷蔵庫。キッチンの中でもいちばん開閉数の多い場所ではないでしょうか? そんな場所だからこそ、少しでも快適に使いたいもの。わが家で実践している小さなアイデアをご紹介します。
■琺瑯容器で温度が安定しにくいドアポケットにひと工夫
扉の開閉の影響をもっとも受けるのが、ドアポケット。開閉で温度が安定しないため、乳製品などを入れるには向いていない場所と言われています。でもここは、置いてあるものが素早く取り出せるとても便利な場所!
そこでわが家では、ドアポケットに熱伝導率の良い琺瑯容器を置き、その中に毎朝使うバターを入れています。
できるだけ冷えた状態を保ちつつ、すぐに取り出せる利点を生かせるようになり、毎日の朝食準備がとてもスムーズになりました。
■卵の収納にオススメ!100均の収納ケース
わが家は3人家族で、娘が卵アレルギーということもあり、卵は少し小さめの6個入りを購入します。この6個入りが2パックぴったり入るのが、100円ショップで購入した「A4ハーフトレー」です。パックのまま入れるよりも安定感があるので、安心して取り出すことができます。
このケースのおかげで、ちょっと早めに予備のパックを買っても、場所に悩むことがなくなりました。
もし10個入りをお使いの場合は、2個入りの空パック(10個入りパックをカットして手作りしても!?)を後ろに準備しておくと良さそうです。
その他、高さのあるビールグラスの収納にも同じ商品を使っています。
■庫内ラベリングは家族へのお願いが無言で伝わる
冷蔵庫を開けてがっかり…とならないように、家族にやって欲しいことはラベリングして、私の代わりに伝えてもらっています。
なぜか、中途半端な閉め方をされていたスライスチーズ入れ。犯人は小学生の娘ではなく、もちろん(笑)、夫。
これを貼ってからは、しっかりフタを閉めてくれるようになりました。
それから、“名もなき家事”のひとつでもありそうな、飲み物の補充。こちらは、娘へ向けてのメッセージです。
おかげで、自分のこと(自分のための補充)は自分でやるようになりました。
その他、冷凍室には「袋の空気は抜いてから」というメッセージもラベリングしています。
ライターの手塚さんも、“しゃべるラベリング”でご夫婦の家事分担を進めているそうですよ:
>>>共働き夫婦の家事分担。いつものラベル+αの“しゃべるラベリング”でストレス解消!
■ドアポケットの内側でマグネット使用?!
ドアポケットの内側にマグネットがつく冷蔵庫があることをご存じでしょうか? 残念ながら少数派の方のための情報となりますが、東芝と三菱の“一部”の冷蔵庫だけマグネットがくっつきます(家電量販店での調べ。お店の許可を得ています)。
わが家では、マグネット付クリップに「小袋わさび」を挟んでくっつけています。チューブで買うより新鮮なので、余った分は取っておくようにしています。
どれも小さなことばかりですが、工夫を積み重ねていくことで、少しずつ快適度は増してきます。冷蔵庫の小さな工夫、よろしければ参考にしてください。
冷蔵庫の工夫に関するその他の記事はこちら:
・給食の献立表は「見ようと思わなくても目に入る場所」で、献立かぶりを防止!
・あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした
・【冷蔵庫収納】食材を無駄にしない! 冷蔵庫の管理をしやすくする工夫とは?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 森麻紀
ブログ : 今の暮らし これからの生活 ~「自分にちょうどいい片付け」の見つけ方~