あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした


おはようございます。
ライフオーガナイザーで現役会社員でもある手塚千聡です。

今日は、あふれがちで中身が循環しにくかった冷凍室を、便利に使えるようになった、わが家のオーガナイズのプロセスをご紹介します。

あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした

■共働き家庭の、“冷凍室があふれる問題”

わが家の冷蔵庫は総容量305リットル、冷凍室は66リットル(貯氷スペースを除いた有効スペースは約33リットル)。4人家族にとっては比較的コンパクトなサイズの冷蔵庫です。

冷蔵室や野菜室はなんとかなっていますが、冷凍室があふれがちなのが以前から気になっていました。共働き家庭では、長期保存でき、あらかじめ下処理されている冷凍食品は魅力満載。でも「便利そう!」と思いつきで購入してしまうと、しまうのにひと苦労することも。

使い始めて13年の冷蔵庫なので、単に容量が不足しているだけなら、買い換える選択肢もありました。ただ一方で、「冷凍室の中があまり循環してないな」という実感も。買ってみたもののいつまでも使わないパイシート、随分前のカレーなど。「案外使いこなせる量は今の冷凍室の容量でいいかもしれない」と、まずは現状でできることをやってみようと思いました。

あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした

冷凍室のメインは深い引き出し、その上部に貯氷スペースを含む浅い引き出しがついています。

■そもそも冷凍室をどう使いたい?

具体的な“片づけ”に入る前に、改めて「冷凍室を何のために使いたいのか」を考えてみることにしました。冷凍室の機能は“食品を長期保存する”こと。わが家ではその先にどんな目的があるのかを考えてみると、次の3つが挙げられました。

・手間を減らして時間をかけずにごはんをつくりたい
・買い物の頻度を少なくし、行けなくても何とかなるストックを持っていたい
・余った食品を次に食べる機会まで保存したい

実際に冷凍室に入れているものとその理由を書き出してみると、たいてい3つのいずれかに当てはまりました。

あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした

たとえば余りごはんの“冷凍ごはん”は、毎日ごはんを炊かずに済ませてくれます。“冷凍野菜”は、野菜を洗って切る手間がいらず、ごはんづくりの助けになっています。肉・魚類は、わが家の冷蔵庫で1週間品質保持するのは難しく、週後半の食材はあらかじめ冷凍しておくと、週半ばで買い足さなくても大丈夫。

そしてこれらは、冷蔵室に食材がほとんど残っていない日に、スーパーを経由せずに子どもたちのお迎えに直行できるゆとりを生んでくれています。在庫の確認不足で買いすぎることはあるものの、使わずに溜まってしまうということはほとんどありません。

ほかに冷凍室にあったのは食べきれなかった残りもの。「次に食べる機会まで保存したい」と思って冷凍室入りしているものですが、循環する・しないにバラつきがありました。

たとえばカレーやトマトソースはわが家では循環しにくいもの。連日食卓に上がると「また同じ味?!」と感じてしまうので、そのうちにと思いながらタイミングを逸しているような……。ホットケーキやお好み焼きも子どもたちは大好きですが、少量残っていても案外食べる機会がなく残りがちに。家族全員が日中出払って、自宅で過ごす時間が短いので、家で小腹がすいたり、一人ごはんをしたりする機会がないというライフスタイルも影響していると思います。

決まって残るものには使い方のバリエーションを増やすのもいいのですが、スペースも時間も限られているからこそ、「余らせないよう少なめに作る」という選択もありだと思いました。

いずれにしても活用に一定のハードルがある“残りもの”は、わが家にとって優先度が低めということが判明。「個別の定位置は作らずに、スペースも大きく割かない!」と心が決まりました。

冷凍室のオーガナイズはこれまでも試行錯誤してきましたが、いつまでも落ち着かず乱れがちだったのは、この“思考の整理”のプロセスが抜けていたからなのかも。「片づける前に、考えを整理する」ことの大切さを改めて認識しました。

■使い道をイメージできた“栄養別収納”

冷凍室にしまうものの優先順位が見えてきたら、次はどうしまうかです。

便利に使えて循環している「ごはんやうどん類」、「肉・魚類」、「野菜類」には、きちんと定位置を作ることにしました。分類もこのままの食品群別に。これらは「体のエネルギーとなる炭水化物」、「体をつくるタンパク質」、「体の調子を整えるビタミン、ミネラル」という栄養別と概ね合致します。私や夫がごはんづくりをするとき、この大ざっぱな3種類の栄養バランスを意識しているなと気づき、この分類が使いやすいと確信しました。

たとえば、子どもたちが好きな“きつねうどん”。「うどんは炭水化物で、お揚げはタンパク質、それなら少し野菜も足そうか」という具合です。まずメインの深いスペースを、ボックス2つで3つにゾーン分け。続いて、幼稚園で掲示されている食品群のポスターの色分けに沿って「炭水化物は黄色」、「タンパク質は赤」、「ビタミン・ミネラルは緑」とマスキングテープで印をつけました。

実際に使い始めると、なかなかいい具合でした。冷蔵庫に食材が残っていなくても、3つのスペースになんらかが入っていると、そこそこ栄養バランスのとれたごはんがつくれます。買い物をするときにも、冷凍室をのぞけば、何をいくつ買えばいいのかが一目瞭然。新たな冷凍商品を試すときも、「ボックスにスペースがあれば買ってもいい」というように管理がしやすくなりました。

あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした

メインスペースの上部の浅い引き出しには、子どもたちもアクセスしやすいので、これまでどおりアイスクリームや冷凍フルーツを置いて。その奥のごく限られたスペースに、こちらに入る分だけ残りものを入れるというルールにしました。

あふれがちな冷凍室をオーガナイズ! 目的から考えたら “栄養別収納”が正解でした

スペースに限りのある冷凍室。「ここに何を入れたらごはんづくりが楽に豊かになるか?」「どんなふうにしまったら活用しやすいか?」を考えたら答えが見つかり、オーガナイズが進みました。小さなスペースだからこそ実際の作業はあっという間に完了! 外出を控えがちな暑い日に、よかったらお試しください。

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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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