おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
カフェオープン準備シリーズ“素人でもできたDIY”の2回目は「ワトコオイル」を使った建具塗装編です。前回の記事はこちら。
>>>【実録】素人でもできた!カフェ風インテリアのDIY~珪藻土・壁塗り編~
いろんな塗料がある中で、今回「ワトコオイル」を選んだ理由やメリット・デメリットなど、実際に使ってみて感じたことをレポートしたいと思います。
目次
■「ワトコオイル」って何? 決め手となった3つの理由
いろんな塗料がある中で、ワトコオイルを塗ろうと思った理由は3つあります。
理由①身体にやさしい
植物由来のオイルが原料で、シックハウス症候群の原因となる物質が含まれていないこと。
理由②見た目
オイルフィニッシュという、木目を生かした自然な仕上がりが美しいこと。
理由③機能性
木の通気性を邪魔することなく、オイルが染み込むことによって木の割れを防ぐといった機能性にもすぐれていること。
■ワトコオイル? ワトコワックス? どちらをどう使う?
上記の理由から「キッチンカウンターテーブルはワトコオイルで塗ろう!」とDIYショップへ。買いに行ったはいいけれど、ワトコオイルだけでなく「ワトコワックス」というものもあります。せっかくショップへ出向いたので、どちらをどう使えばいいのか、店員さんに尋ねてみることにしました。
店員さんによると、テーブルなどのようにものとの摩擦があったり、水がかかるような用途のものは、ワトコオイルを塗った後にワトコワックスを塗ると、手垢防止や撥水に効果的とのことでした。
【準備したもの】
左上から時計回りに、ワトコオイル(ダークウォルナット)、ワトコワックス(ダークウォルナット)、マスキングテープ、マスカー、刷毛、サンドペーパー(240番)耐水ペーパー(360番)、ウェス
【手順】
①マスキングテープやマスカーで養生
②塗装面の汚れをふき取る
③サンドペーパーで木の表面を研磨
④ワトコオイルを塗る
⑤20分ほど放置した後、表面のオイルを拭きとる
⑥1時間ほど乾かす
⑦ワトコオイルを塗る(二度目)
⑧耐水ペーパーで表面を研磨する
⑨表面のオイルを拭きとる
⑩24時間以上乾かす
⑪ワトコワックスを塗る
⑫20分ほど放置した後、表面を拭きとり、磨きこむ
⑬後片づけ
使ってみて感じたメリット・デメリット
デメリット①工程が多い
マメではないわたしにとっては、工程の多さはかなりめんどうに感じました。
デメリット②匂いがきつい
塗装後、完全に乾いてしまえば無害だそうですが、塗装中や乾燥中は有機溶剤中毒にならないよう、しっかり換気をしながら、揮発成分を吸い込まないように注意する必要があるそうです。
デメリット③後片づけがめんどう
引火性の液体とのことで、拭きとりに使用したウェスはしっかり水にひたしてから破棄するなど、後片づけもひと手間必要でした。
メリット①作業自体は簡単
単純作業で難しいことはなく、特別なテクニックも必要ありませんでした。
メリット②仕上がりが美しい
自然な木目を生かした美しい仕上がりの喜びは格別で、それまでのめんどうさもふき飛ぶほどでした。
その後、カウンター上の吊り棚、キッチンへの出入りドア、キッチン奥の壁づけの棚も塗り、全体的に統一感を出すことができました。
メリット③コストパフォーマンスが良い
これだけの範囲を塗っても、オイルは余りました。
■家に余っていた廃材も残ったワトコオイルで手軽にDIY
仕上がりがとても気に入ったので、家で眠っていた廃材にも塗ってウォールバーを取りつけてみました。
以前の記事でご紹介したインテリアウォールバーです。
>>>【簡単DIY】狭い洗面所は「くっつける」「ひっかける」「放り込む」でラクに片づく!
今回は、長男のベッドサイドにバッグや上着をひっかけるための場所が欲しいと思っていたので、ワトコオイルを塗って、ウォールバーを設置しました。
家具や建具を塗装するのはハードルが高い!と感じたら、こんなふうに廃材や小物の塗装から試してみるのもいいかもしれませんね。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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