おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
かける収納をするならば、「フック」が必要になります。S字フックなら100均でも手に入りやすいですが、使いづらいことも。
一方、「無印良品」の横ブレしにくいフックシリーズは、かけやすくて人気の商品です。そんな便利なフックに新タイプが発売されました。使ってみてわかった、その使いやすさの理由と、ちょっと気になる点についてお伝えします。
■かける収納の必需品「横ブレしにくいフック」の新タイプとは
よくあるS字フックは2D(平面)なので、かけるときにゆらゆら動いてかけづらく、取るときには一緒に取れちゃってイライラすることもありますよね。「無印良品の横ブレしにくいフック」は3D(立体)なので安定感があり、かけるときも、取るときもスムーズに行えるのが人気の秘密。これを初めて使ったときは「なんて画期的なんだ!」と驚いた思い出があります。
そんな横ブレしにくいフックに、新しい2タイプが発売されました。ひとつが「ステンレス横ブレしにくい先割れフック」(約幅6×奥行7.5×高さ12cm)
もうひとつが「ステンレス横ブレしにくいダブルフック」(約幅1.5×奥行4.5×高さ12cm)です。けっこう大きめで、ちょっと変わった形をしています。
■新タイプは安定感とかけやすさが、さらにアップ!
定番の横ブレしにくいフックシリーズはワイヤーが二重になっていて、バーとの接地面が多くなるため、安定感がある構造なのが特徴です。そのうえ、新作の先割れタイプは先がふたまたになっているので、より接地面が広くなり安定感が増しています。さらに、ものをかける部分の開きが広く設計されていることで、手先のおぼつかない子どもでも、スムーズにかけることができます。
測ってみると、従来品直径約3cm、新タイプ4cmと、かなり広めになっています。ここもかけやすさの理由なんだと思います。かけたり取ったりが簡単にできるので、4歳の娘も自分からすすんで登園準備をするようになりました。
フック一つに、2つの物をかけることができ、今まで2個必要だったのが1個で済むのは、省スペースにつながります。それに、フックが2個だと、それぞれがばらばらに動いてがちゃがちゃ音が気になりましたが、これなら動きませんし、見た目もすっきりです。
■使ってみてわかった、ちょっと気になるところ
先割れ・ダブルともに、わが家ではクローゼット扉の取っ手にかけて使っていますが、クローゼット内のバーの太さにはかけられないんです(直径2cmまでのバーなら可)。もし、太いバーにもかけられるのなら、クローゼット内や物干し竿など、使い方の可能性がグーンと広がりそうですね。
もう一つの気になるところは、取りつけられる場所が限定されること。
ダブルフックは形状の問題で、長押のような部分には入らないのです。とはいえ、フック一つで2つのものをかけることができるのは、とっても便利。
同じタイミングで使う帽子とバッグなど、出かけるときに必要なものを、まとめてセットしておくことができます。こんなふうに使えば、忘れ物の防止にもつながり、おすすめですよ。
フック使いのテクニックついてはこちらも参考に:
・収納スペースがない!とあきらめる前に。『かける収納』を作るためのフックの選び方
・「IKEA」のレールとS字フックを使った、片手で取れるキッチンツールかけ
・壁掛けフックをどこにつける? 迷ったら“◯◯な場所”3つがおすすめです
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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