おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。
ラベルライター使っていますか? 文字が整うので、私は手書きよりラベルライター派です。収納用品に使うのはもちろんのこと、それ以外にもラベルライターが大活躍。家族の行動にフォーカスしたラベリングについてご紹介します。
■場所を覚えられない人のためだけのラベリング
収納場所を考えた私は、透明ケースの場合は細かくラベリングしなくても、どこに何が入っているのか覚えています。でも夫は、たまにしか使わないものだったりすると、「この吊り戸棚の中にあるのはわかっているけど、ケースがたくさんあってどれかわからない!」となりがちです。
透明ケースにはラベリングをしたくない私。そこで、とても視力のいい彼にだけ見えればOKなサイズで小さくラベリングをしました。
こんな小さな文字ですが、「これですぐわかる」と満足してくれましたよ(笑)。
わが家では、夫もキッチンをたまに使います。お玉などのキッチンツールは見ればわかるので、取り出して使うことはできますが、洗ったあと、戻す場所が違うこともよくありました。多少間違っていても困らないことも多いのですが、“ここだけは譲れない”場所が私にはあります。
以前、記事にしましたコンロ下の引き出し内のキッチンツール収納です。
>>>油汚れやホコリが気になる!出しっぱなしにしたくない人のキッチンツール・カトラリー収納
調理中、引き出しを開けて感覚で取るので、「この3点だけはこの順番で掛けておいてほしい!」。そこで、元の場所に戻っていないと私が使いづらくなるキッチンツールだけにラベリングをすることで解決しました。
■ラベリングは見えるところに貼るだけじゃない!?
食洗機の横に置いてある食洗機の洗剤。見える場所に置いてあることもあり、真っ白な面だけが正面に向くように置きたいと私は思っています。
でも、夫が食洗機を使うとたまに逆向きになっていることがあり、気になっていました。
そこで私が考えたのは、逆向きになったときに「うしろ」というラベリングが見えるように貼ること。逆向きに置くとわかる、という貼り方です。
もちろん、この向きで置くことで残量がわかりやすいというメリットはありますが、そこは求めていないわけです。真っ白でスッキリ見えることのほうが、私にとっては大事。食洗機の補充をするのは私ですし、残量は持ったときの重さでだいたいわかるので問題ありません。
■口頭で伝えてもすぐに忘れてしまう人のためのラベリング
以前、冷蔵庫の収納記事で、家族へのお願いが無言で伝わるラベリングについても書きましたが、もちろん冷蔵庫外でも活用しています。
>>>家族みんなが使いやすく! 冷蔵庫が快適になる収納の小さな工夫4選
玄関に靴を出しっぱなしにしがちな夫へ「1足だしたら1足しまおう」。
下駄箱から靴をだしたときに見えるように貼っています。見慣れてしまうと効果が薄れてしまうので、しつこいですが(笑)玄関のドアにも。
鍵を開けるところの上というのがポイント。そして、テープの背景が白の方が目立つのでオススメです。
キッチンにも、シンク前に立つと見える場所に「グラスはすぐに洗う」「プラは洗ったら逆さまに!」という文字が貼ってあります。
プラはプラスチックゴミのこと。夫が洗ったあとは、なぜかいつもこのような状態になっていました。
夜、せっかく洗ってくれたにもかかわらず、朝になってもまったく乾いていない。「乾かす気あるの?」と、ついつい思ってしまいます(笑)。そこで、洗っているときに見える場所にラベリングをしたというわけです。
スッキリした見た目が好きな私ですが、家族にとても効果のあるラベリングなので、無くてもいい場所にはラベリングしない、というように、メリハリをつけて使っています。ラベルテープの節約にもなっているといいな(笑)。
ラベリングに関するその他の記事はこちら:
・共働き夫婦の家事分担。いつものラベル+αの“しゃべるラベリング”でストレス解消!
・何気なく口から出た言葉で書く「つぶやきラベル」で、あなたに合った収納を
・言葉で分類しにくい、ざっくり収納に効果を発揮する数字ラベリング
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ライフオーガナイザー 森麻紀
ブログ : 今の暮らし これからの生活 ~「自分にちょうどいい片付け」の見つけ方~