おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
奥行きのあるスペースに市販の収納用品を使うと、中途半端にスペースが余ることありませんか？ つい手前にものを置いてしまいます。洗面台の吊り戸棚も、つい置いてしまったものでいっぱいに……。前にものを置いてしまう問題を解決するために、家にあるもので収納用品を作ってみました。
■収納用品を揃えれば、きれいが続くとは限らない!?
手の届きにくい洗面台の吊り戸棚、付属の棚板を外し、スぺ―スを縦に区切り、高い位置でも出し入れしやすいようにしていました。
けれども、市販の収納用品（ニトリのファイルボックス）できれいに揃えたつもりが、手前にスペースができ、ついものを置いてしまい、結果的に収納用品が出せない状態に……。何かを出そうとすると、別のモノが落下してくる危険も（汗）
■前にものを置かないために、奥行きを最大限使う
奥行きをどう使うか？
① 収納用品を変えずに、空き箱や突っ張り棒を使って、あえて後ろのスペースをつぶす
② 手前にものを置けないように、奥行きぴったりの収納用品を作る
どちらにするか迷いましたが、年頃の娘たちの洗面台使用時間は増えるばかり。今後、洗面台まわりにものが増えることを考え、収納容量の大きい②にすることに。
ちょうど娘がネットで購入した洋服が立て続けに届き、手元に段ボールが3箱あったので、この段ボールを使用することにして、吊り戸棚の計測をしました。
■5分で完了！簡単段ボール収納
奥行きに合わせて段ボールを切り貼りするつもりでしたが、2箱は奥行も幅もちょうどよいサイズ感（奥行37cm、幅27cm）。フタを内側に折り込んで、ガムテープで固定したら、前面に2カ所穴をあけ、紐を通すだけ。5分ほどで、できあがりました。
もう1箱も、金具からの奥行とピッタリでしたので（奥行き32cm）、半分にカットして、吊り戸棚の両サイドに使えるようにしました。
吊り戸棚の壁側にあたる面が短くなってしまいましたが、あまり出し入れしない洗濯機のホースと折り畳みバケツを立てて収納するので、これで充分。
中身を市販の収納用品から入れ替えてみると、随分スッキリしました。また、少し中身が見える高さなので、家族にもわかりやすいと好評です。少し引き出せば取れるように、よく使うものを前に入れています。
最初は、不揃いの段ボールが並ぶのが嫌だったので、リメイクシートを貼って、少しでも見た目を揃えるつもりでした。ですが、最近の通販の段ボールってシンプルですね。結局、何も買わずに、簡単な作業だけで、洗面台の吊り戸棚を片づけることができて大満足です。
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ：愛家
