おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
長年持っていた分厚いアルバムの整理にとりかかり、自宅のスキャナーを使い写真をデータ化しました。
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>>>分厚いアルバムの整理はどうする?プリント写真をスキャナーでデータ保存してみた
最後のハードルは、写真を捨てること。単純にゴミとしてポイッと捨ててしまっていいのでしょうか。プライバシーに配慮したいし、思い出を捨てることにもなんとなく後ろめたさを感じるし、私には気軽に捨てられるものではないような気がしました。
写真を処分する手段を調べ、私が廃棄した方法をお伝えします。
■プリント写真の処分にはどんな方法があるの?
大きく分けて二つ、自分で行う方法と、業者に依頼する方法がありました。
1.自分で行う
①家庭ゴミとして出す
ゴミの分別は各自治体により確認が必要ですが、私の住む地域では可燃ゴミでした。
ゴミとして出すときの形状は
・そのまま
・裁断する(シュレッダー・ハサミなど)
・個人情報保護スタンプで画像を隠す
・漂白剤を使って画像を消し、見えないようにする
②ゴミ処理施設に持ち込む
自宅から直接、自分の手で処理施設に持ち込むので、第三者の目に触れることなく処分ができます。
2.業者に依頼する
①溶解処分
専用の箱に入れて送ると、その箱を無開封のまま工場で溶かして(溶解)してくれるサービスです。手間をかけずに安全に処分したいという方に向いています。
②お焚き上げ
粗末に扱えないものを神社や寺院などで供養して焼却してもらえます。写真を「ゴミ」にすることに罪悪感を感じる人におすすめです。
■わが家の写真は家庭ゴミに出しました
私が住む街のゴミは戸別収集です。各戸の前に設置したゴミ箱から直接、ゴミ収集車に放り込まれます。この方式ならばプライバシーの問題になることはないと思い、家庭ゴミに出すことを決めました。
■写真をゴミに出す罪悪感を軽くするためにやったこと
魂が宿っていると思うわけではないし、お焚き上げに出すほどの思い入れはありませんが、人物が写っている写真を「ゴミ」にすること、刃物で切ることへのためらいが昔からありました。
今回作業するにあたり、これはまったくの自分の感覚ですが、刃物を使うよりも手で破いたほうが気持ちが楽だと感じました。時間がかかりましたが、「いままでありがとう」とつぶやきながらすべて手で破きました。また、写真をまとめて紙に包んでからゴミ袋に入れることで、他のゴミと区別をしました。
結局はゴミにするわけですが、捨てることが苦手な私のようなタイプには、こういう小さな積み重ねが罪悪感を軽くし、自分を納得させる材料になったと感じています。
今回のアルバム整理がひと段落して思うのは、結婚前の自分の写真を整理するだけでずいぶん時間がかかり、ためらいなど、心が動く瞬間が何度もあったということ。もし、私がこの世からいなくなった後に、この作業を他の人にやらせるのは、自分でやるよりもかなりの重荷になるだろうと思いました。
結婚後のアルバムなど、整理していない写真がまだまだあります。自分でできることは先送りせず自分ができるうちにと思い、引き続きデータ化を進めていく予定です。
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記