おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
50代に入ってから、より楽に暮らせるように暮らし方とモノの見直しを行っています。特に掃除は、道具と洗剤を選んで使うようになりました。以前は、収納に困るほどの洗剤を抱え、使いきれないことがありましたが、今では、収納問題も解決し、洗剤は使い切ることができています。
今日は、わが家の洗剤の選び方についてご紹介します。
目次
■洗剤を買うときは、用途や場所より性質を見て購入!
現在わが家にある洗剤は、6種類。数年前と比べるとかなり減りました。理由は、洗剤の選び方を変えたからです。以前は、トイレ用、お風呂用、油汚れ用、床用、キッチン用 ……と、洗剤に書いてある場所別を見て購入していました。そう、場所別の用途にあった洗剤ほど汚れが取れると思い購入していたのです。
そうすると、洗剤が増え、置き場所から溢れることがあり、使い切ることもできず、さらに捨てることもできない……と悩んでいたのです。こうした洗剤の選び方を 洗剤の「酸性」「中性」「アルカリ性」といった性質の違いから選んで買うように変えてみました。
買うときには、裏の表示を確認して購入するようになったのです。
■汚れの性質から洗剤を選ぶと持ち方はこうなる
この性質の違いは、酸やアルカリの強さを表すのに、専門的にはpH(ピーエッチ/ペーハー)と呼ばれる数値が使われるのだそう。その数値に基づき「酸性」「弱酸性」「中性」「弱アルカリ性」「アルカリ性」に分類されます。pHは数値の7を中心(中性)に数値が低くなるにつれて「酸性」が強くなり、数値が高くなるにつれて「アルカリ性」が強いという評価になります。
この性質の違いによって落ちる汚れが違うそう。たとえば、アルカリ性で落ちる汚れは、油汚れや手あかや皮脂汚れ。酸性で落ちる汚れは、水垢や石鹸カスなど……。こうしたことから、汚れの性質と洗剤の特性から洗剤を選ぶようになりました。
現在使っているわが家の洗剤を性質で分けてみるとこちら。
酸性のものは「クエン酸」、中性洗剤は「ウタマロ」「流せるトイレブラシ」、弱アルカリ性は「重曹」「ジフ」、塩素系として「カビキラー」、6種類の住居用洗剤を使っています。
■ストックは不要!使用場所・頻度を考慮した洗剤の置き場所
この6種類の洗剤は、よく使う場所に収納しています。キッチンには、「ウタマロ」「重曹」をキッチンの後ろの棚に引っ掛けています。
いちばんよく使う洗剤が「ウタマロ」です。あらゆる場所で使うので、少なくなった頃に新たに購入し、使い切りたいほうを洗面所の洗濯機の後ろの棚に置いています。わざわざストックを買って収める必要もなく、洗剤の置き場所で悩むことがなくなりました。ここには、洗面所でよく使うクエン酸も置いています。
たまにしか使わない、重曹とクエン酸の粉やカビキラーなどは、洗面台の下のファイルボックスに収納しています。
研磨剤にもなるジフは、焦がした鍋を洗うときに使うことがあるので、キッチンのシンクの下の引き出しが置き場所です。
洗剤は、現役のものしかなく、管理も楽になりました。
■洗剤の持ち方の変化から道具の選び方にも変化が
さらに洗剤を選んだことで、掃除の意識が変わってきました。なんとなく掃除をしているという状態から、「はたく」「掃く」「拭く」「磨く」の動作を意識して、道具や汚れ防止に繋がるものを選ぶようになりました。
このことが、洗剤を毎日使わなくても済む掃除習慣につながり、効率アップへと変わってきたのです。
次回は、効率がアップし、楽な掃除ができるようになった掃除道具についてご紹介いたします。。
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく