おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
気に入って購入した家具なのに、「あれ? 少し使いにくいかも?」と感じることはありませんか? 少しでも面倒だと片づけなくなるわが家では、プチカスタムをすることが多いんです。中でも自分で組みたてるIKEAの家具はカスタムがしやすい。
今回は3つの家具のプチカスタムをご紹介します。
※「IKEA」の家具は完成後に解体することを前提として作られていません。組み立て直しやカスタムは自己責任にて行っております。
参考:「IKEA」よくある質問
■「トロファスト」には棚板を追加
わが家で7年以上前に購入した「TROFAST トロファスト」。そのときどきで、おもちゃやランドセル収納として愛用しています。ただ、ひとつだけ使いにくさを感じていたのが、専用の引き出しがレールからズレてしまうこと。子どもがガタガタと引き出しを動かし、戻しにくそうにしていました。
そこで、専用の引き出しをやめてカラーボックス用のボックスを入れて収納しています。ボックスをのせるための棚板は、ホームセンターでベニヤ板をカットしてもらいました。
ボックスを入れた感じは一回り小さめで、隙間ができます。ピッタリな見た目ではないのですが、このゆとりも子どもが片づけやすいゆとりと考えれば、悪くないですよね!
■「ニッサフォース」の中棚は裏返す
家で過ごす時間が増えたことで、年長の双子が、ダイニングテーブルで工作やドリルをする時間も増えました。この場所で活躍してくれているのが、ワゴンの「NISSAFORS ニッサフォース」です。
ワゴンに収納している主なもの
上段:文具類
中段:ドリルやお絵かき用のノート6〜8冊
下段:作った作品
上段や下段はボックスに放り込むだけで片づくのですが、問題は中段でした。ノートやドリルなどを、本棚のように立てて収納したところ、年長の息子には戻すことができなかったんです。そこで、レターケースを使ってみることに。
ワゴンの棚板は中のものが落ちないよう立ち上がりがあるので、レターケースの引き出しが引っかからないように、中段だけは棚板の上下を逆さにして取り付けています。
レターケースは上の引き出しを抜いて隙間を作ったので、その隙間からさっとノートを戻せて、片づけを面倒がらなくなっています。
高さ調整のため付属のキャスターは外していますが、床に傷がつかないよう、100円ショップで購入した「キズ防止シール」を脚裏に貼っていますよ。
■「チェスト」をオープン収納に
チェストはできるだけ引き出しが前にでてくるタイプが好きなのですが、インテリアに合わせて購入した「BRYGGYA ブリュッグヤ」は、半分ほどしか引き出せないタイプです。
参考:BRYGGYA チェスト
奥のほうは使わないものを収納しているので、普段、不便さは感じないのですが、冬になって、息子の洋服のボリュームが大きくなると、奥までパンパンに。「奥のほうが見えにくいから、取りにくい」と言われてしまいました。
そこで、期間限定で引き出しを外し、ボックスに収納してみています。
ただ、チェストには棚板がないため、そのままではボックスが置けません。そこで、100円ショップで購入した板をLの形にして、簡易的な棚板を作っています。
一時的なことなので、気軽にお試し感覚でやってみた割には、息子の反応はまずまずです。
プチカスタムで片づけやすくなるアイデアはこちらにも:
・IKEAの「ロースコグ ワゴン」をさらに便利にしてくれる5つのアイテムとその使い方
・使わなくなった原因は“扉”だった!? IKEAの「STUVA」を使い勝手優先でカスタマイズ!
・IKEAのSKUBBシリーズが子どものおもちゃ“レゴ”収納にぴったり!その理由を徹底解剖しました
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある