おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
リビングに学習スペースをつくって3年目、子どもたちも成長して手狭になったスペースをリニューアルすることにしました。いくつかの試行錯誤をご紹介した前編につづき、後編では一旦の完成形と変更ポイントや効果についてお伝えします。
前編はこちらから
>>>リビング学習3年目のリニューアル・前編】“遊ぶ”“学ぶ”のバランスが変わったら模様替えのチャンス?!
10.5畳のリビングダイニングから、隣りの5畳洋室に机を移してから数カ月、家具をあちこち動かしながら使い勝手を試しました。一旦、ベストと思えたのがこちらのレイアウトです。
■机といすの置き方を変えたら、体感スペースが広くなった!
以前は壁づけにしていた机を部屋の中央に置き、兄妹が横並びから斜め向かいに座るようになりました。置き方・座り方を変えただけで、同じ机なのに体感する広さが変わりました。当初同じ机を買い足す予定でしたが、当面は必要なさそうです。
※机のサイズは幅160cm×奥行40cm。オンラインショップ「scope(スコープ)」の「4040テーブル」です。
【変更前】
【変更後】
■机と収納棚を分けたら、収納の難易度が下がった!
これまでデスク前につけていた有孔ボードは、便利な半面、物が増えると何をどう置くかが難しく感じることも。「子どものスペースだから自由に使えばいい」と思いつつ、雑然とすると気になるのも正直なところでした。
そこでDIYで一体化させていた学習スペースを解体することに。机は独立させ、収納棚は背面で使うことにしました。
おかげでレイアウトの自由度が上がり、コンパクトながら収納スペースを増やすこともできました。プリントの一時置き、文具のストックや新学年で必要になる絵画セットなどの置き場を新たに確保できました。
机の上は、毎日使う筆記具や体温計、ハンコ、タイマーをトレイにまとめて出しっぱなしです。
机と一体化した収納は、机のサイズや形状に少なからず影響を受けるので、“出し入れのしやすさ”や“汎用性の高さ”を最優先にできないこともあります。
でも、子どもの成長とともに持ち物が変わるので、実は大事なポイント。独立型の棚はその点フレキシブルで、難しい収納法が不要なのもいいところです。
■家具の向きを変えたら、リビングでくつろぐ時間が増えた!
リビングにはダイニングソファーを置き、食事や仕事をしています。学習スペースを移動させたら、ここでくつろぐ時間が自然と長くなりました。
以前は、机や棚がいつでも丸見え状態。洋室に移してからもしばらくは正面に置いていましたが、試しに90度回転させてみたら、ダイニングソファーからの風景が俄然スッキリしました。
学習スペースにいる子どもたちにはすべてが見渡せるのに、リビングからはスッキリ。狙ってやったことではありませんが、レイアウト一つで変わった嬉しい効果でした。
レイアウト変更の参考に:
・気分転換だけじゃない! 家具を動かすだけの模様替えのメリットとは
・玄関渋滞はなぜ起こる? 子どもの動きに合わせた家具配置でイライラを解消
・子ども部屋大改造のその後。部屋づくりに役立った「無印良品」の家具3つ
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~