おはようございます。
ライフオーガナイザーの三瓶 ちゆきです。
夫婦2人で料理をしていると、たびたび悩まされるのが“ストック切れ問題”。「使おうと思っていた食品がない!」なんてことも日常茶飯事でした。そんな悩みは、ストック方法を見直すことで無事解決!お互い気持ちよく料理ができるようなったわが家の事例をご紹介します。
■ひと目でわかる収納で、ストック切れを防ぐ!
普段使う食品ストックはキッチンに設置したスチールラックで管理しています。以前は見た目重視で中身の見えない蓋つきのボックスを使っていたのですが、夫には何がどこに入っているかわからず、使いたい食品を探すだけでも面倒くさそう。私も、夫が何をどれだけ使ったのか蓋を開けるまで把握できず、不便に感じることが増えていきました。
「どこに何があるのか?」がひと目でわかれば、そんな悩みも解決できるはず! そう思い、よく使う食品は、中身の見えるボックスに入れ替えることにしたんです。
さらに、スチールラック下段にまとめて置いていた調味料や缶詰などを、より目につきやすい中段へ移動。おかげで、ストックがひと目でわかるようになり、管理もラクになりました。
見た目はごちゃごちゃしますが、これなら中身が一目瞭然!夫に「あれ、どこ?」と聞かれることがなくなったのはもちろん、ストックが少なくなると、夫も買い足してくれるようになり、とても助かっています。
■よく使う調味料や食品は少し多めにローリングストック
収納の少ないわが家では、今まで調味料やレトルト食品をほとんどストックせず、無くなる直前に買い足していました。ところが、週末に夫が料理をするようになると、翌朝お弁当作りで使おうと思っていた調味料や食品がない!なんてことが多発したんです。
特によく使う調味料は切らしてしまうと困りますから、常に複数ストックしておき、1つ使ったら1つ買い足す「ローリングストック」を徹底することにしました。ストックを余分に持つようになってからは、ストック切れで困ることもなくなりましたし、慌てて買いに行く必要がないので、安いときを狙って購入することもでき、家計的な負担も僅かながら減っています。
常にちょっと多めを心掛けておけば、非常用ストックとしても使えるので安心ですね。
■ストックする種類をあえて減らし、管理をラクに!
ストックを多めにすることで、ストック切れ問題は無事解決できたのですが、収納スペースが少ないのにストック量を増やしたものだから、今度は「収納に収まりきらない!」という新たな問題が発生してしまいました。
せっかく中身の見えるボックスへ入れ替えても、ギューギューに詰め込んでしまっては、またどこに何が入っているのかわからなくなってしまいます。
そこで、思い切ってストックする種類を減らし、よく使うものだけを重点的にストックすることにしました。ボックス内を改めて見てみると、中途半端に残っていた食品が結構あったので、それらは先に食べきり、定番品のみを残しました。普段あまり使わない食品は、その都度使う分だけ購入し、ストックする種類が増え過ぎないよう心掛けています。
あえて種類を絞ることで、ストック管理もしやすくなり、お互い気持ちよく料理を楽しめるようになりました。おかげで、夫が料理をする機会もさらに増え、私の家事負担が減ったのは、何よりうれしい変化です。
食品ストックに関する記事はこちらにも:
・食材は吊り戸棚にまとめて収納。「全部が見える」から使い忘れがありません
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ライフオーガナイザー 三瓶 ちゆき
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