おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。
お子さんが来年度に小学校入学というご家庭では、そろそろ学習机のことも考え始める時期ではないでしょうか?
「子どもが大きくなっても無理なく使えるように」と考えて、親の意見だけで机を購入すると、子どもに不満が残ったりします。逆に、小さな子どもの意見だけを尊重すると、親に不満が出たり、成長したときに本人までもが後悔するというのもよくある話です。
現在小6の娘が学習机を購入したのは、小3のとき。なぜ、その時期に購入したのか? 小3以降がよかったと感じた理由を、わが家の娘の成長の過程と気持ちの変化を追いながらご紹介します。
■ママの隣で勉強するのがまだまだ嬉しい小1
年長から小1の頃は、周りの子が自分の机を持っていることを知り、お店で見かけると「欲しい!」と言うようになりました。でも、まだまだ “ママの隣で勉強スタイル”が気に入っている年頃なので、そんなに強く言うことはありませんでした。
夫婦ともに、入学記念や入学祝いは「ランドセルだけで十分なのでは?」と思っていましたし、「ランドセルと机を買う時期を分ければ2回楽しみがある」と、子どもに伝えていたからかもしれません。ちなみに当時欲しがっていたのは、やはり(笑)キャラクターデザインの机です。
■買い替え不可を理解でき、買わない判断もできる小2
小2になり「進級を機に買ってほしい」という気持ちが出てきた娘でしたが、それと同時にいろいろと理解できる年齢にもなっていました。
小1の途中、少しだけ“ピンク色”が好きになった時期があります。でも、小2の今は“水色”が好き。好みの変化はまだまだある時期で、意外とすぐに変化するということ。そして、学習机は大きな買い物なので、一度買ってしまったら、もう買い替えは絶対にしてもらえない、ということ。これらを自覚できたからこそ、小2で買うことをためらっていました。
定期的にモノの要不要を判断する習慣があったので、少し前までは「これは大切なモノ」と言っていたのに、少し日が経つと「もういらなーい」となっていることにも気づけたかな?とも思っています。
■高学年を意識して、中高生でも使えそうなものを選べる小3
小3になると、「もう1、2年生の子とは一緒にしないでね!」と言うようになりました。中学年になり、もう自分は低学年ではない、という意識が芽生えたようです。その気持ちが自立への一歩となったのか、「リビングにある子どもスペースをもっと個室っぽくしたい」、だから「学習机を買ってほしい」とあらためて言われました。
「どんな机が欲しい?」と、イメージ写真を探してもらったところ、中高生まで使えるようなデザインの学習机を選んでいました。「高学年=大人っぽい」というイメージのある小3だからこそ、将来を見越した選択ができたのではないかと感じています。
子どもによって心の成長には差があるので、小3という時期で決めるのではなく、本人が判断できる時期を待つことが、親子ともに後悔の少ない買い物につながると思います。現在小6の娘も、「小1や小2で買わなくて正解だった」と言っています♪
学習机の選び方についてはこちらの記事も参考に:
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ライフオーガナイザー 森麻紀
ブログ : 今の暮らし これからの生活 ~「自分にちょうどいい片付け」の見つけ方~