おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
わが家の朝食担当は夫で、いつ頃からかホームベーカリーでパンを焼いてくれるようになりました。かれこれ2年ほど続いていますが、途中でめんどくさくてやめそうになったことも。「もっと楽にならないか」と夫を観察して気づいた、手間がかかる点とその解決策についてご紹介します。
■パン作りが億劫にならないホームベーカリーとツールの収納法
ホームベーカリーは、以前はキッチンのコンロ下にしまい、調理台に出してコンセントをつないで使っていました。
今はキッチン背面収納内の深い引き出しにしまっています。コンセントをつないだまましまっているので、引き出しを開けるだけでパン作りが始められるようになっています。
重いホームベーカリーもこれなら重さを感じません。かさばるホームぺーカリーのせいで調理台が狭くなるのも解消できました。
パンを焼くのに必要な専用の軽量カップとスプーンは、ホームベーカリーの中に入れっぱなしです。夫にもわかりやすいですし、あえてしまう場所をつくらずに済んでいます。普段使いしない付属品は、混ざらないように別にしています。
■夫へのインタビューと観察で、計量にまつわるストレスを追放
パン作りの材料は、強力粉、ドライイースト、スキムミルク、バター、砂糖、塩、水です。夫の様子を見て気づいたのが、材料をあちこちから出しているということ。夫は不便とも感じていませんでしたが、粉類は野菜室、ドライイーストはお菓子の材料ボックス、バターはチルド室と、冷蔵保存の材料だけでも収納場所がバラバラだったことに気づかされました。
そこでなるべく材料をまとめることに。野菜室を引き出したらすぐにアクセスできるようにしました。
夫にも「何かめんどくさいと思うことはない?」と聞いてみると、「バターをいちいち計量するのが億劫」とのことでした。
そこで「スケーター」の「ステンレスカッター付きバターケース」を使うことにしました。バターをあらかじめ10gずつカットしておけるので、計量の手間が一挙解消で「ずいぶん楽になった」そう。このバターはパンづくりや料理専用で、パンに塗るものとは別にしています。
ちなみにわが家では、袋入りの材料は、「セラーメイト」の「チャーミークリアタフ」というガラス容器に詰め替えています。詰め替える手間はありますが、袋のままで毎回感じる計量のしにくさに比べたら楽だと感じています。
■コミュニケーションゼロでも家事シェア成立!
食品の買い物は主に私が担当しています。パン作りを夫にまかせていると、もう少しでなくなる材料を把握できず、「作ろうと思ったのに材料がない!」なんてことが何度かありました。
そこで使用中のものとは別にストック1点を持つようにしています(強力粉は2点)。常温保存のストックはパントリーに、要冷蔵のバターは冷蔵庫のチルド室にしまっています。買い物するときは必ず確認する場所なので、材料切れが解消されました。
夫と収納場所と運用方法を共有したので、自分で材料を補充しているようです。ささいなことですが、事務的な会話をしなくてもお互いが自律的に動けるようになり気に入っています。
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし