おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
ヘアケア用品にスキンケア用品、歯みがき関連のものからストックや掃除グッズまで、洗面所が雑多なものであふれてしまいませんか?
わが家は鏡裏収納がないタイプの洗面台なので、収納スペースが少なめです。
>>>【簡単DIY】狭い洗面所は「くっつける」「ひっかける」「放り込む」でラクに片づく!
以前は、この方法で快適にすごしていたのですが、長女が大学に通うようになったころから、少しずつストレスを感じるようになりました。というのも、ドレッサーがないわが家は、メイクやヘアケアのために長女が洗面所を使う時間が増え、モノが増えたり、使う時間が重なったりすることが多くなったのです。
そのストレスを解決すべく、全体的にモノの配置を見直してみました。ポイントをご紹介します。
■個人のモノは人別にスペースを決めて、感覚的に戻しやすく
最初のストレスは、長女のメイク用品が洗濯機の上に置きっぱなしになっていたことでした。増えたモノの定位置が決まっていなかったのです。新たにスペースを作るため、洗面所全体の配置を見直しました。
【長女のモノ】
置きっぱなしになりがちな洗濯機のすぐ上にあるウォールキャビネット(IKEA「LILLÅNGEN リルオンゲン ウォールキャビネット, ホワイト」現在は廃番)を専用の収納スペースにしました。
ちょい置きしてしまいがちなヘアピンは「無印良品」の歯ブラシホルダーにさすだけ収納です。
ここには、もともと洗濯用洗剤とわたしのスキンケア&ヘアケア用品などを入れていましたが、わたしのモノは別の場所へ移動しました。左上の洗濯洗剤のみ以前と同じです。
【わたしのモノ】
マスク生活になってからは、メイク用品も以前ほど使わなくなったので、使わないものは随時処分していました。全体量が少なくなったので、洗面台の引き出しひとつに収めることができました。
「よく使うもの」「たまにしか使わないもの&ストック」に分け、2つのボックスに収納して、前後に置いています。使うときは手前の「よく使うもの」ボックスごと取り出し、洗濯機の上に置いて使い、終わったらボックスごと戻せばいいのでラクです。
【夫のモノ】
夫の個人のモノは、電動シェイバーぐらいです。夫は、感覚的にわからないと戻せないタイプなので、下着などを入れている夫専用の引き出しの片隅に収納することにしました。夫専用の引き出しは、洗面台を振り返ったところにあります。
“自分のエリア”と感覚的にわかりやすいようで、きちんと元に戻すことができています。
■みんなが使うモノ、置きっぱなしにしがちなモノは見える収納に
ハンドソープ、歯ブラシ、歯みがき粉、ペーパーなど、みんなが頻繁に使うモノや、こまめに使いたいメラミンスポンジ、ちょい置きしてしまいがちなヘアゴムは、すぐ手に取れるマグネットラックに見える収納にしています。
また、歯間ブラシとゴミ箱は、セリアのマグネットタイプの小物入れを洗濯機にくっつけ、それぞれ定位置にしています。
ペーパーや綿棒など、洗面周りで出るゴミの他に、洗濯機のホコリ取りフィルターのホコリをすぐに捨てられるのも便利です。
ちなみに、洗面台下の他の収納は、
・ぞうきん類や掃除洗剤などの『掃除関連のモノ』
・使うかどうかわからないけれど、『処分できない部品類』
・歯ブラシやメラミンスポンジなどの『備品ストック』
を収納しています。
■後づけ鏡で洗面所渋滞問題も解決
わたしと長女の身支度時間が重なり、鏡をせわしく交代しながら使う“洗面所渋滞”も、新たなストレスのひとつでした。そこで、ウォールキャビネットの扉に貼るタイプの鏡を取り付けてみました。
これで、わたしと長女の時間が重なっても、並んで使えるようになり洗面所渋滞問題も解決です。
快適に使っていた場所でも、暮らしの変化とともに新たなストレスが生まれることもありますよね。そんなときは、“早めの見直し”で、大きなストレスに発展せずに、快適な暮らしを保つことができると感じています。
“洗面水回り収納”はこちらも参考に:
・洗面化粧台の鏡裏収納が使いこなせる人、使いこなせない人を比べてみた
・激セマ洗面室の収納の作り方 片づけのプロが駆使した5つのアイデア
・きっちり収納しなくても整って見える、生活感を見せない洗面所収納のポイント
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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