1人暮らしをする親の食事が心配！自炊を助けるための食材の冷凍方法のアイデア

おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

電車で1時間ほどの距離に、父が1人暮らしをしています。今のところ介護の必要はありませんが、毎日の食事が気になります。調理をするのがメンドクサイ、たくさんの種類の食材を購入しても使い切れない。ついついレトルトやラーメンで済ませることが多くなっているようです。

そこで、自炊をうながすために、冷凍した食材を届けています。楽に続けるコツや、特に喜ばれる冷凍食材について、ご紹介いたします。

■1合多く炊く！日々の食事のついでにストックづくり
■一気に切る・煮る！半調理のストックづくり
■お楽しみも用意する！オヤツのストックづくり

■1合多く炊く！日々の食事のついでにストックづくり

食事のたびに少量のご飯を炊くことが父には負担のようなので、主食は冷凍して届けています。主食のストックがあることで、「おかずだけ作ろう」「みそ汁だけ作ろう」に、つながっているようです。

とはいえ、父の面倒を省くために、私が面倒な思いをするので、続きません。ふだんの食事のついでに済ませます。

日によって炊く量は違うので、1合多く炊くようにして、残ったものを冷凍しています。ご飯が温かいうちに1食分ずつラップに包み、粗熱がとれたら冷凍庫に移します。冷凍庫では、アルミトレーの上にのせ、さらにご飯の上に保冷剤をのせています。できるだけ「早く凍結させる」ことで、解凍後もおいしく食べることができます。

冷凍室の仕組みについては、こちらの記事をご覧ください。
＞＞＞【冷蔵庫収納のコツ】使いやすく・きれいに保つために知っておきたいポイントとお手入れ
＞＞＞冷凍室が劇的に使いやすくなった！ “もう迷わない収納”と“考えなくて済む仕組み”とは？

■一気に切る・煮る！半調理のストックづくり

料理は完成品ではなく、あえて半調理の状態で冷凍ストックを作っています。数種類の野菜を切って、組み合わせる。数種類の野菜を煮て、スープの素にする。こうしておくことで、自分の食べたいものを作ることができます。

写真は、じゃがいもと玉ねぎを煮て、フードプロセッサーで攪拌したもの。カレーやシチュー、ポタージュなどに使えます。季節によって、かぼちゃや、ほうれん草など、素材は変わりますが、作り方は一緒。冷蔵庫に中途半端に残った野菜も、一気に片づきます(笑)。

保存袋に入れ、薄く平らにして冷凍室のアルミトレーの上で冷凍。薄くすることで凍結も解凍も早くなり、冷凍室で立てて保管できるので、在庫の管理も楽ちんです。いつも同じ保存袋を使えば、立てられるだけでなく幅も揃います。

■お楽しみも用意する！オヤツのストックづくり

父は、甘いものが好きです。少しだけ、おやつになるものを入れておくと、とても喜びます。子どものおやつに、ホットケーキを焼くときも、多めに焼いて、1枚ずつラップで包んで冷凍しています。

休みの日に、小学1年生の三女とストックづくり。ちょっとできが悪くても、孫が作ったものなら気になりません。製菓学校生の長女が作った焼き菓子を冷凍することもあります。オヤツは、直接自炊にはつながりませんが、「食を楽しむ」には貢献しています。また、孫にせっせとお礼のメッセージをLINEで送ってくるので、スマホの練習にもつながっているようです。