おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日は京都府在住のライフオーガナイザー岩淵都さんのお風呂アイテム収納をご紹介します。
大学1年生と高校2年生のお嬢様がいる岩淵さん。おしゃれに目覚め、「○○のシャンプーの香りが好き」「ニキビには□□の洗顔フォームがいい」など、いろいろな希望が出るようになりました。
でも、お風呂場はご覧の通りスッキリ!
ものが少ないのではなく、“お風呂場に置いている量がこれだけ”なのです。
これ以外のアイテムはどこにあるかというと・・・。
お風呂場の横に置かれたワイヤーラック。右上の白いファイルボックスが、お風呂で使うアイテムの収納場所です。戻すのが面倒でついお風呂場に置きっぱなしになりそうですが、ご家族がこの仕組みを維持できているのはなぜでしょうか?
まず、“収納場所が動線上の最短距離にあり、動きに無駄がない”こと。
お風呂に入るときには、『服を脱ぐ → ボックスからアイテムを出してお風呂へ』。
お風呂から出るときには、『出る → ワイヤーラックにアイテムを置く → パジャマを着る → ボックスに片づける』。
また、大切なお小遣いで買ったシャンプーを「他の人に使われたくない!」という思いからか、せっせと片づけてくれるのもポイント。
“いちいち片づける面倒さ < お気に入りを大切に使いたい”なんですね。
ファイルボックスは、以前、書類整理に使っていたもの。透けないので、見た目スッキリ!ボックス内はひと目で見渡せるので、ものが迷子になりません。小さいアイテムは、隣の引き出し型ボックスに収納。
ものが増えはじめたのは、ご長女が高校に入学した頃。
そこで、「欲しいものをすべて買うと掃除がしにくいし、たくさんのものが見えるのがストレス。」という気持ちを伝えました。
“家族全員で使うものを1種類だけお風呂に置く”ことを決め、ものであふれないよう、事前に阻止!現在ではふたりのお嬢様の希望を聞きながら“家族全員の1種類”を選ぶことにしていますが、それでも好きなものを使いたいときは、「お小遣いで買うこと!」「お風呂場には置きっぱなしにせず、片づけるならどうぞ」ということにしたのです。
ものが少ないと掃除がラクなのが何よりですが、「在庫管理や買い物まで楽!ということが分かった」という岩淵さん。
「次はどんなシャンプーにする?」「このスクラブ、お肌がツルツルになるよ!」など、女子ならではの会話を親子で楽しめるのも、うれしい誤算だそうですよ。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 岩淵都
HP:暮らしのスリム化計画!もう収納に悩まない
編集:白石規子