おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
先日、文房具のストックを入れていた引き出しを開けようとしたら、何かがひっかかり引き出せないことがありました。原因は、子どもたちが使わない文房具を押し込んでいたことでした。
このことをきっかけに、ずいぶん見直していなかった引き出しを整理することにしました。子どもたちが個室を持つようになってからは、文房具のストックをそれぞれの部屋に置くようになり、この引き出しはあまり使われていませんでした。
小さな引き出しは見直しの時間がかからず、思い立ったときにすぐに片づけることができました。片づけステップを活用して、便利な収納に変化した実例を紹介します。
目次
■ステップ1:引き出しの中身をすべて出して確認する
文房具のストックは、「無印良品」ポリプロピレンケース引出式・横ワイド・薄型引き出しに入れ、廊下収納で保管しています。ふだんはあまり開けない引き出しなので、リビングから離れた場所でも問題ありません。2つの引き出しを同時に作業しました。
引き出しを取り出してみると、詰め込まれた文具が乱雑に入っています。見直しをせず、子どもたちが不要となった文具を入れていった結果です。
2つの引き出しの中身をすべて出すと、思った以上に量がありました。小学校低学年の頃に使っていた物差しなどが出てきたことも驚きでした。
■ステップ2:出したものを、必要なものと不要なものに分ける
ものをすべて出したら、仕分けの作業です。子どもたちは「すべて必要ない」とのことでしたので、私の基準で、必要なものと不要なものに分けました。
一つめの引き出しは主にこまかい文房具を入れていました。左側が残すもの、右側が手放すものです。
二つめの引き出しは、主に紙類を入れていました。写真のプリント用紙などは、最近めっきり使わなくなっていたので、紙が黄ばんでいました。
不要なもので、まだきれいで使えるものは、小学生のいる友人に譲ることにしました。
■ステップ3:必要なものを、引き出しに戻していく
空になった引き出しをさっと拭いてから、残すものを引き出しに戻していきます。鉛筆や消しゴムなど、子どもたちのものがかなり減ったので、二つの引き出しの中身を一つにまとめることができました。余裕をもって収められます。
戻すときにも、「やっぱり要らないかな」と思ったものは手放すほうへ移動しました。
■空いた引き出しは、新しい収納場所として活用
空いたもう一つの引き出しには、収納場所がバラバラだったスマホ関係のものなどを収納しました。スマホに取りつけることがあるストラップやネックホルダーなども、一緒に入れました。
まとまっていないことが前々から気になっていたので、一目瞭然で確認できるのは気分がいいです。
引き出しが開かないときには焦りましたが、収納の見直しのタイミングだと感じました。実際見直してみると、これから使う予定のない懐かしいものも出てきて、今のわが家には向いていない収納だとよくわかりました。
小さなスペースは1時間もあれば十分できるので、気がついたときにさっと行動できてスッキリです。
引き出しを短時間で見直す記事はこちらも参考に:
・引き出しが閉まらない?!を解消! 10分で大量のエコバッグを整理&処分する方法
・15分あればできる!衣類のオーガナイズ 靴下&タイツ編
・5分でできる! 引き出しひとつから始める収納の見直し5ステップ【文房具編】
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち