おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
お金の管理が苦手で、これまでの家計はほぼ“どんぶり勘定”でした。何度も「今回こそ!」と思い、市販の家計簿を購入して試してきましたが、2~3カ月で辞めてしまうことが多く、その都度、落ち込んできました。
昨年から、いつも使っている手帳についていた“ガントチャート”の部分を家計簿として使ってみたところ、自分に合っていたようで1年間続けることができ、今でも続いています。
■手帳のガントチャートを家計簿と決める
毎年同じ手帳を愛用しています。お気に入りの手帳には、1カ月の予定を一目で把握できるガントチャートのページがありますが、これまでうまく使えていませんでした。
ふと思い立ち、せっかく1カ月が見開きで見えるので“家計簿”にしてみることにしました。修正を繰り返しながら、10の支出項目(食費、外食、日用品、美容、娯楽、車、教育、交際、その他、クレジット)を書き入れています。
お金の使い方によっては、今後も変更すると思います。自分で項目を決めるのは、めんどうなようで、出費の状況を見ながら「この項目があったらいいな」とカスタマイズできるのが、嬉しい点です。
■出費の記入は、気がついたときが記入どき
買い物をしたら、時間の空いたときにレシートを財布から取り出して手帳へ記入します。記入できなかった場合は家計簿のページに挟んでおき、次に空いた時間に記入するようにしています。
外食のときなど先にレシートをもらうときには、料理を待つ間に席で記入することもあります。
レジャーで出かけたときなど、“外食”や“交通費”など記入する項目が多くあるときは、それぞれの項目に書くのは手間だと感じるときがあります。そんなときは「“娯楽”の欄にまとめてオッケー」と自分で決めています。
■クレジットカード利用もアナログ管理
最近は、何かとクレジットカードで支払うことが増えてきています。便利な反面、どれだけ使ったがわかりにくいことも。クレジットカードのアプリも利用していますが、意外と反映が遅いときがあり、利用金額の把握が難しいです。
そこで家計簿にも“クレジットカード”の欄をつくり、カードを利用すると記入するようにしています。
カードを使うたびに、前回までのカード払いの合計と合わせて最新の合計を記入します。とってもアナログですが、使った金額が使った日にわかるので、助かっています。
■手帳のガントチャートを利用するメリット・デメリット
ガントチャートは見開き1カ月を俯瞰できるので、簡単に出費を把握できます。手帳はすぐに手の届く場所にあるので、思いついたらすぐに記入できることがメリットと感じています。今までは、家計簿を取りに行くことが億劫だったことに気がつきました。
一目瞭然で使ったお金がわかることも嬉しい反面、金額を書くスペースが小さいことがデメリットだと感じています。
家計簿をつけると使った金額を俯瞰でき、「これは不要だったな」と反省することができて、少しずつ意識が変わりました。つけ始めた頃は外食やパン屋さんでの出費が多く、自分でも驚きました。今は、予算を考えながら使うように改善しつつあります。本当に使いたいもののため、これからも続けていきたいです。
家計管理のアイデア記事はこちらも参考に:
・家計管理、何から始める? 予算立てにも使える“家計カレンダー”
・家計管理を節約モードにシフトしたい! 自分のこだわりをA4 ・2枚にギュッとひとまとめ
・家計簿つけなきゃ!」溜めたレシートの山がつらく感じるときに試したい3つの方法
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち