おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
これまで5回にわたってご紹介してきた、神奈川県鎌倉市在住のマスターライフオーガナイザー、住江直美さんのご自宅。
いくつかの収納スペースに、共通点がありました:
「扉つき食器棚」の開閉にストレスを感じた住江さんは、扉のない「ユニットシェルフ」を食器棚として採用することにしました(キッチン:左)。
・「無印良品」と「IKEA」で実現! キッチンの「見せる収納」と「隠す収納」
「たたむ収納」が苦手な長男の部屋では、クローゼットに衣類を「かける収納」。出し入れの負担をより軽くするため、扉はいつも開けています(子ども部屋:中)。
・兄弟でも違う!クローゼットの「たたむ収納」と「かける収納」
家族がものを出したり戻したりしづらかった、リビングの扉付き収納スペース。現在は扉を開けたまま、オープンシェルフのようにして使っています(リビング:右)。
・奥行のある収納スペースが使いづらい理由は●●のせいかも?
共通点は「オープン収納」です。
もちろん?住江さんご自身のクローゼットも、開閉のストレスを感じなくてすむよう、扉を「オープン」したまま使っているそう。ハンガーは「ニトリ」の「すべりにくい省スペースハンガー」で揃えているため、扉を開けたままでもすっきり見えます。
真夏にニットのセーター、真冬にノースリーブなど、季節外の衣類を目にしたくないので、ハンガーにかかっているのはオンシーズンの衣類だけ。オフシーズンのアイテムは、枕棚に並べた「IKEA」の「SKUBBボックス」の1つにまとめています。そのおかげでハンガースペースにゆとりが生まれ、衣類の出し入れがますますラクに。
残り2つの「SKUBBボックス」には、バッグ類をざっくり収納。シンプルな服に小物でアクセントを加えるファッションがお好きな住江さんは、カラフルなバッグや凝ったデザインのバッグをお持ちです。ひとつひとつの色や形が違っても、中身の見えないボックスなら美しく収まります。
衣装ケースの前面が半透明だったため、収納した衣類の色が透けて見えるのが気になった住江さん。白いプラスチックボードを挟んで目隠しすれば、クローゼットの扉を開けたままでも雑多な印象になりません。
「扉があるから閉める」という常識にあわせるのではなく、使う人のクセにあわせて、収納スペースの「扉を開けて使うか」「閉めて使うか」を決めている住江さん。扉の開閉に負担を感じている方の参考になりそうですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
マスターライフオーガナイザー 住江直美さん
記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:さいとうきい
住江邸をご紹介した過去記事はこちら:
・「無印良品」と「IKEA」で実現! キッチンの「見せる収納」と「隠す収納」
・キッチンが「ごちゃついて見える」3つの原因と対策
・「最短距離」にこだわった!出しやすい+戻しやすい=ラクできる収納
・奥行のある収納スペースが使いづらい理由は●●のせいかも?
・兄弟でも違う!クローゼットの「たたむ収納」と「かける収納」
【参考】
・レディースサイズ すべりにくい幅38cm省スペースハンガー | ニトリネット
・SKUBB ボックス | IKEA