おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
収納用品を探すとき、「思った以上に時間がかかった」「買ったけど失敗だった~」、そんな経験はありませんか? 以前の私は、思いつくとすぐに行動。パソコンの前に座って探し始めるものの、なかなか見つけることもできず、ネットサーフィンに走ったり、これだと思って買ったのに、届くと使い勝手が悪い・・そんなことがありました。
目次
■収納用品を買いたい!と思ったら、まず紙とペンを用意
そんな私が、収納用品を買う前に1つ始めたことがあります。それは、状況を書き出してみること。そこから、収納用品を買うときの条件を見つけ出す作業。たったこれだけのことですが、探す時間は短縮され、おまけに納得できるものに出会えるようになりました。今日はそんなわが家の、暮らしの見直しから必要となった収納用品を買うまでのことをご紹介します。
昨年のことです。中学生女子がいるわが家。年頃の娘となると、ヘアゴム、ドライヤー、日焼け止め・・・・、サニタリーに置くものがどんどん増えていきます。今あるシャンプー類のストックを減らし、空いた空間を娘のスペースにしようと考えました。ストックを減らすには、今ある容器の容量を大きくし、半分以下になったら足して行く方法にチェンジしたらどうだろう? 思いついたら用意するのは、ペンと紙。ストックを減らすためのひとり書き出し会議の始まりです。
1) 現状と過去の失敗経験を書き出してみる
手持ちのストックにはお風呂場で使うシャンプー類と洗濯で使う洗剤がありました。まずは、シャンプー類の使っている現状を書き出していきます。
ボトルの数と種類、誰が使っているのか、定番のものか否か、ストックの数など。書いているうちに、「これは様子見だな!」「定番のものは容器を大きくする作戦でいけそう」と、1つ1つ考えることができます。こうして、2つのストックは減らしても困らないことが確認できました。次に、過去に失敗したことを書き出します。思いつきで購入して失敗した経験は、ここで活かしていきます。私が以前買っても続かなかった理由は、残量が見えないストレス、見えすぎてもストレスという、なんともわがままな私の思いがわかります(苦笑)。
2) 購入ポイントから購入条件を書き足します。
次に、購入したいポイントとなることを書いていきます。たとえば、今回の場合、残量がわかるもの、でもクリアな容器は×、容器の色は統一されたもの、何が入っているか一目でわかる工夫。このポイントを元に、購入条件を書き出します。容量、大きさ、色等ひとまとめにしていきます。あとは、パソコンの前に座って、この条件を検索ワードに入れるだけ。思ったものがピックアップされやすくなるので、以前に比べて、調べる時間も短縮され、買う前に条件チェックもできるので、届いて失敗ということもなくなっています。
3) 書き出すことでプラスのアイディア
書き出してみると、購入から使用する流れがしっかり見えてきます。ときには「やってみよう」と思うことが出てくることも。今回は、たまに種類を変えるボディシャンプーの入れ替えがその1つ。手間を省く方法がネットで紹介されていたのを思い出し、わが家でも取り入れてみました。
ストックをそのまま容器に入れて、ハサミで上の部分をカット。あとはポンプを入れてそのまま使います。定番として決まっていないものは、こうすることで安価なストックでお試しもできるようにもなり、今はこのやり方が定番になっています。
4) ひとり書き出し作戦会議の効果は?
こうして買った収納用品は、使い心地もバッチリ。お風呂場もお気に入りの箇所へと変わりました。同じ要領で、洗剤ストック類の見直しも完了。娘の空間も作れて家族みんながごきげんです(笑)。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing