奥行のある収納スペースが使いづらい理由は●●のせいかも?

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平成28年熊本地震の被害により亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。

引き続き、神奈川県鎌倉市在住のマスターライフオーガナイザー、住江直美さんにお話をお聞きしています。

過去記事はこちら:
「無印良品」と「IKEA」で実現! キッチンの「見せる収納」と「隠す収納」
キッチンが「ごちゃついて見える」3つの原因と対策
「最短距離」にこだわった!出しやすい+戻しやすい=ラクできる収納

住江邸のリビング・ダイニングに置かれている収納家具は、前回ご紹介した3点だけ。そのおかげで広々として、居心地のよい空間になっています。けれども、ご主人と2人の息子さん(18歳と12歳)との4人暮らしで、どのようにものを管理されているのでしょうか?

「最短距離」にこだわった! 出しやすい+戻しやすい=ラクできる収納

実は、リビング(写真右側)の手前、ダイニングからは死角になって見えない位置に、奥行きのある大型の収納スペースがあります。リビングに集まる細々したものをそこに集約することで、大型家具を持たなくても、すっきりとした空間を維持できているそうです。

元々このリビングは和室だったということもあり、収納スペースの奥行は布団もしまえるほどの深さ。多くのものが収まるというメリットがある反面、一旦扉を閉めてしまえば、なかになにを入れたか覚えておくのが大変というデメリットも。

http://ameblo.jp/naoblue703

ものを出し入れするたびに、扉を開けたり閉めたりするのが、意外と面倒に感じたという住江さん。そこで、収納スペースの扉を開け放って、オープンシェルフのように使うことにしたそうです。

そのままでは棚板の数が足りなかったため、スチールラックを設置。薬やマスクなどの医薬品、AV機器のコード類やカメラ、仕事関連の書類などを、ボックスにまとめて収納することにしました。スチールラックの手前を空けておくことで、取り出したものの仮置き場としても、本や雑誌の一時置き場としても活用できます。

http://ameblo.jp/naoblue703

また、住江邸のテーマカラーのひとつであるブラックの「黒板シート」を壁面に貼りつけることで、「収納スペースを開けっぱなしにしている」という印象を軽減。収納用品のラベルと同じ文字を黒板シートに書いておけば、ボックスを戻す場所が一目でわかるという実用性もあるそうです。

収納スペース内が雑多な雰囲気にならないよう、収納用品は「素材・色・テイスト」を合わせています。すべて同じメーカーの同じシリーズで揃えなくても、自然と統一感が生まれ、よりインテリアになじむ空間になりました。

http://ameblo.jp/naoblue703

「造り付けの収納スペースには扉があるもの」「扉があれば、普段は閉めておくもの」と考えるのが一般的かもしれません。けれども、ライフオーガナイザーのなかには、その常識が「わたしには合わない」という理由で、カスタマイズする人が大勢います。

たとえば:
子どもが自分で片づけられる部屋づくり(中編): 1・2・3ルールなら簡単!かけ声は「いちっ、にっ、さんっ!」
ラクにすっきり片づく! 3つのクセから考えたパントリーの設置場所
扉がないだけでこんなに違う! 整理しやすく管理もしやすい「オープンクローゼット」

ご自宅の収納スペースをうまく使いこなせていないと感じる場合、「扉」が邪魔になっていないか、チェックしてみてもいいかもしれませんね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

マスターライフオーガナイザー 住江直美さん
ブログ:湘南・鎌倉発~思考から整えるお片づけ~

記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:さいとうきい

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