おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
収納の中身を把握するには、ラベリングがよく使われます。ラベルがあると、ものを取り出したり収めたりするとき、簡単に出し入れすることができます。
ラベルのつけかたはいろいろ。
たとえば、こちらの記事の動詞ラベリング。
・取り出しやすく、戻しやすい収納の秘訣は動詞ラベリング
わが家でも取り入れていますが、戻すことが簡単になりました。
使いやすいラベリングとしてわが家で好評の方法が、もう一つあります。数字ラベリングです。
この数字ラベリング。「あれ、どこにある?」っと、聞かれると、「階段の下の3番の中だよ」。こんなふうに答えることができます。相手にやさしい答え方です。
そして、ざっくり収納のわが家では、パッと見て分かる数字のラベリングは片づけ効果が抜群なのです。
特に、「カテゴリー分けになっていない収納」で効果を発揮。
たとえば、写真の中の3番の箱には、電池、電池測定器、ドライバー、電球の小が入っています。タイトルをつけるなら、「よく替えることがある電気関係」。一見、同分類に見えても、電気部品の中で、ここに入っているものは、わが家では一軍的な位置づけのもの。タイトルがつけにくいこんなときに、数字ラベリングの力が発揮されるのです。
また、数字は「○番」と記憶にも残りやすく、戻すのも簡単。この小さなことが元に戻せる仕組みにもなりやすいのです。
ほかにも、こんな数字ラベリングの使い方があります。
この数字、なんだと思います?
誕生日の日付です。名付けて、バーズデーラベリング。愛着のある誕生日の数字は、自分のBOXだとわかりやすく、家族の中でもまずまずの評判です。
このバーズデーラベリングは、人別収納のときに使います。写真は、わが家の人別収納の1つのハンカチ入れ。愛着のある数字だと自然と目に入りますよね。
実はこれ、私のシニア世代のクライアントから発想を得たアイデアなんです。2つまでの数字なら管理できる、忘れない番号、ということから誕生日の数字をラベルに使うということを思いつきました。
漢字やひらがなの人名ラベルを見やすいよう大きく印字すると、かなり存在感が出てしまい、生活感があふれがちです。でも数字なら大きく印字しても「そういうデザイン」風に見える…というメリットが!オーガナイズのサポートに伺うシニア層以外の現場でも、お客様に「見やすいうえ、おしゃれ!」と喜んでもらえることの多いラベリングです。
もちろん、数字より漢字やひらがななどの方がパッと見たときに理解しやすいという人には、人名をラベリングする方がいい場合も!
ラベリングは自分にあったものだと、ラクにものを出し入れできるものです。みなさんも、わかりやすいラベルを取り入れてみてくださいね。
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心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing