備蓄は買って収めるだけでなく、収める場所を作るところからが防災のスタート!

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

熊本地震から1カ月を経て、日頃の備えの重要さを強く感じている人も多いのではないでしょうか。そして、そう感じていながらも手つかずの状態に心が落ち着かない方もいらっしゃるのでは? 今日は、そんな落ち着かない気持ちでいた滋賀県守山市在住のライフオーガナイザー中田あいさんが、自宅に備蓄スペースをつくるまでをご紹介!

価値観を大切にするライフオーガナイズに出会い、「自分にとって大切なのは何?」と、問いかける毎日を過ごすようになったという中田さん。
そう考えるようになると"家族が安心して暮らせる環境づくり“の必要性を強く感じたそう。でも、そこにはなかなか行動に移せず抵抗する自分もいたとも言います。

「頭では備えが重要だとわかっているのに……。」
なぜそう思ってしまうのか一度ゆっくり考えてみたそうです。

すると見えてきた理由は2つ。

やりがち注意! 買って収めるだけでなく、収める場所を作るところからが防災のスタート!

1つめは、せっかく見た目も居心地も好みの空間に整えてきたのに、それを変えていくことに抵抗を感じたこと。
2つめは、ストック管理が元々苦手なタイプだったこと。普段からあまり在庫を持たず、使う分だけを買う暮らしをしていました。

備蓄をするには、その2つを変える必要があったのです。

理由がわかったところで、次は「なぜ備蓄をするのか?」、モノを持つ基準=自分の価値観を洗い出し、モノを見直すステップへ。

中田さんが最初に見直したのは、使用頻度の低いものを収めている押入れ。全部出して見直してみると「使うかも?」と思って取り置いていたモノをたくさん発見したそう。

ここでもまた「自分にとって大切なのは何?」の問いかけが活きてきます。

「備蓄のスペースを作ることの大切さ」がさらに明確になり、「家族の安全のために備蓄をしたい」と目的がはっきりしてきたそうです。

やりがち注意! 買って収めるだけでなく、収める場所を作るところからが防災のスタート!

その結果、「年に一回行くか行かないかのスノーボードのブーツは処分して、必要なときはレンタルを利用しよう」などと考えがまとまり、ものを処分することで、中田邸の押入れに備蓄スペースができました。

収納の少ない家ではなおさらですが、この備蓄スペースを確保することが防災のスタートなのかもしれませんね。備蓄のためにどんな食べ物を買う? どんなグッズを買う? とつい買うことに注目しがちですが、買ったものが廊下や部屋に積みあがっていては本末転倒です。

やりがち注意! 買って収めるだけでなく、収める場所を作るところからが防災のスタート!

今では「押入れに収まる水の備蓄を見て「いざという時に、これがある!」と思えることでとても安心します」と中田さん。

被災者の方への支援もできる範囲でしながら、自分の家を見直し備えることも大切なことですね。

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ライフオーガナイザー 中田あい
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