ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり

おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。

今日ご紹介するのは、千葉県船橋市在住のライフオーガナイザー、北村めぐみさん宅のキッチン。取材記事ではお伝えしきれなかった、「これは紹介したい!」こぼれ話をお伝えします。

北村さん宅のキッチンでの「紹介したい!」は、お子さんのことを考えた仕組みづくりでした。

■子どもが率先してお手伝いしてくれる仕組みづくり

3人のお子さんがいらっしゃる北村家。食器類の置き方に、ちょっとした工夫があります。

ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり

コップ類は、家族全員分をトレイに載せて収納。ごはんのときには、まるごとダイニングテーブルに移動すれば良いだけ。

ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり

茶碗やお椀も、まとめて1カ所に収納しています。カトラリー類は箱に入っているので、そのままテーブルへ。

ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり

お子さんに手伝いを“してもらう”“もらわない”では、お母さんの手間も格段に変ります。お子さんに「将来、家事をできるようになってもらいたい!」という母の思いがあってこその、仕組みなのです。

■子どものおやつはひとり分ずつ!小分けして収納

毎日のように繰り広げられていた「おやつをもっと食べたい!」「ダメ!」というバトル。解消するために思いついた方法は、
・キッチンボードの一番下の引き出しに
・一週間分を密閉容器に入れて
・一人ひとりの名前を書くこと

ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり

我慢すること、自己管理することも同時に身につけて欲しいという、北村さんの思いが、ここにも詰まっています。袋菓子は、一週間分を購入したらすぐに分けてしまうので、在庫を保管する場所も必要ありません。

■“学校だより”は、目につく場所で、来客には見えないように

1カ月の予定が書いてある学校だよりは、毎朝確認! 朝の忙しい時間に支度をしながらチェックしたいので、キッチンにあるのがベスト。リビングからは見えない場所なので、来客からは見えません。朝のキッチンから、「今日は○○だね!楽しんでおいで!」なんて声を掛けると、お子さんたちもうれしそう。

ひとつでも手間を減らす! 子どものことを考えたキッチンの仕組みづくり

3人のお子さんのママだからこそ、「少しでも手間を減らしたい!」「子どもたちにも協力してほしい!」そんな工夫がそこかしこにあふれたキッチンでした。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

北村邸をご紹介した過去記事はこちら:
・キッチンにいる時間をなるべく短くしたい!家事をラクにする冷蔵庫整理術
・子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?
・あえての外出し!一時がけスペースでクローゼットの内も外もスッキリ快適
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ライフオーガナイザー 北村めぐみ

記事・写真:白石規子

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