使いやすいキッチンのキーワードは“使用頻度”。食器を使いやすく収納する3つの工夫

おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。

片づけ収納ドットコム今月のテーマは「人が集まるときに使う食器や道具の収納」についてです。
わが家では来客のとき、メニューに合わせて食器を選ぶため、大皿を使うときもあれば、ふだん家族で使っている皿を使うこともよくあります。来客用とふだん用とで分けるのではなく、食器収納は“使う頻度で分ける”が基本。来客のときもいつもと変わらず、出し入れできる食器収納の工夫を3つご紹介します。

■毎日使う食器が取り出しやすいことが最優先

キッチンは、効率よく出し入れしやすいことが、わが家でいちばん優先することです。食器も同じように、出し入れしやすく食器棚に収めています。

使いやすいキッチンのキーワードは“使用頻度”。食器を使いやすく収納する3つの工夫

食器棚の扉を開いた下段が手に取りやすい高さなので、よく使う食器は下段へ。使う頻度が少なくなるほど、上のほうへと配置するのが基本のルール。ふだんだけでなく、来客のときもよく使う食器は、ベストポジションの下段に。来客のときしかほぼ使わない大きな皿は、最上段へ。なるべく1種類の食器だけを重ね、別の食器は重ねず、詰め込みすぎないようにスペースをとりながら収めています。

■使用頻度が低い来客専用の食器は、別の場所へ

唯一の来客専用の食器が、ごはん茶わんとおわん。それぞれ5個ずつ持っていますが、使うのは3カ月に1回あるかないか。ほとんど使うことがありません。

20170117_harada_2 (差し替え)

食器棚には、よく使う食器をゆとりをもって収めたいので、来客専用のお茶わんとおわんは、食器棚には入れず、白い蓋つきボックスに入れて、食器棚横のラックの上段に収納しています。

(1月19日追記。お茶わんと汁わんの位置が逆でしたので、写真を差し替えました!失礼しました)

20170117_harada_3

この高さであれば、身長が166cmある私でも無理なく取り出すことが可能です。その横には、同じく使用頻度が少ないお菓子作りの道具やミキサーなど、あまり使わないけど必要なときにすぐ取り出したい調理器具をまとめてあります。

使いやすいキッチンのキーワードは“使用頻度”。食器を使いやすく収納する3つの工夫

■一緒に使うものはセットにして出し入れしやすく

先ほどの白いボックスの中には、来客用のお茶わん、おわんと一緒に使う湯飲みも入れて“来客用ごはんセット”として一つにまとめています。

使いやすいキッチンのキーワードは“使用頻度”。食器を使いやすく収納する3つの工夫

「ボックスだと出し入れしにくいのでは?」と感じるかもしれませんが、ボックスにまとめておくと、一度にすべてが揃うため、逆に管理がラク。使う回数も少ないので、不便を感じたことはありません。使った後は、まとめてボックスに戻すだけ。後片づけも簡単です。

以前は、来客用のお茶わんなどもすべて食器棚に収めていましたが、スペースにゆとりがなく、取り出しにくくて不便を感じていました。よく使う食器を優先し、ゆとりをもって収めたことで、片手でも食器が出し入れできるようになり、毎日の家事の時間短縮にもつながっています。

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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ:ライフオーガナイズ『自分らしい暮らしの楽しみかた』

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