転勤は突然に!人が住めるスペースを作るためにモノを手放そう

おはようございます。ライフオーガナイザー国分典子です。2~3月と言えば、会社からの異動命令が多い時期。今日はわが家が経験した、「単身赴任をしていた夫が戻って来た」とき、住むスペースを確保するため、どのように自宅のモノを手放したかについてご紹介します。

■部屋とは、モノを置く場所ではなく人が住むスペース

会社からの異動命令は突然やってくるもの。4月転勤の場合は、早くて2月末、遅い場合は3月下旬のところもあるようです。

何が大変かというと、準備期間が短くタイトなこと。これまでの暮らしをゴロッと変える必要が現実に押し迫って来るのです。

わが家の場合は、もともと4人で暮らすのには、手狭な2LDKのマンション。モノを置く場所ではなく、人が住むスペースへと徹底的に整えなければなりません。そのために何よりも必要だったのは、不用品を手放すことだったのです。

転勤は突然に!人が住めるスペースを作るためにモノを手放そう

手放すか残すかの基準はこの2つ。
・今とても便利に使っている
・今後必ず使うと決めている

「もしかしたら使えるかもしれない」「いつか使うかもしれない」という、あいまいなポジションのモノは、すべて手放すことにしました。

■手放す方法いろいろ、メリット&デメリット

なにせ、スペースを確保するのがいちばんの目的。スパルタ風味満載基準で、手放すと決めたモノは、私の想像以上の量でした。自分の感覚では、モノは少ない方だと思っていましたが、それはただの幻覚。全部出して、分けて、並べてみると、たくさんありました。

転勤は突然に!人が住めるスペースを作るためにモノを手放そう

手放し方にはいろいろありますが、私が思いついた手放し方は5とおり。

1.リサイクルショップを活用する
2.オークションに出す
3.寄付する
4.知人にもらってもらう
5.捨てる

どれを選ぶかは、人それぞれですが、どの方法にもメリットとデメリットがあります。

私なりに考えてみると、

【リサイクルショップを活用する場合】

メリット:買い取ってもらえてお金になる
デメリット:買い取ってもらえないモノもある、持ち込む場合は車がないと不便

【オークションに出す場合】

メリット:値段が自由につけられる、売れていく過程で楽しみを味わえる
デメリット:商品として売るための撮影、管理、送付、お金のやり取りに手間がかかる

【寄付する場合】

メリット;社会貢献になる、人に喜ばれる
デメリット:持ち込み先をどこにすればいいか悩ましい、モノの状態によっては寄付できるかどうか悩ましい

【知人にもらってもらう場合】

メリット:相手の欲しいモノを選んでもらえる
デメリット:もらってもらうタイミングまで手元に置いておくスペースが必要

【捨てる場合】

メリット:すぐに家からなくなる
デメリット:お金がかかる、使えるモノを捨てる罪悪感を覚えることがある

■不用品回収業者を利用してみたらどうなる?

私の場合、スピーディに手放しかったので、「捨てる」を選びました。そこで活用したのが、不用品回収業者。2トントラックに積み放題という、ありがたいサービスを利用しました。

転勤は突然に!人が住めるスペースを作るためにモノを手放そう

料金は、地域、物量、業者の個別サービスによって違いはあるようですが、2トントラック1台で、約30,000円程度。

業者の方がメインとなって自宅から荷台まで何度も往復をして積み込んで下さり、予約したその日に、すべて一気に短時間で手放すことができました。

お金はかかりましたが、不用品がすぐに家から無くなったこと、その分、人が住むスペースがすぐに確保できたのは、とても気分がよいものでした。

急な異動は気持ちが焦るもの。心に余裕を持つのは難しいことですが、心の準備はあっても良いと思います。
もしか、のために日頃から、モノを手放すためのイメトレだけでもしておいてはいかがでしょうか?

「備えあれば患いなし」
突然やってくるその日を心穏やかに迎えられますように!

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー国分典子
ブログ:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術

メンバー紹介
手放し先リスト
本の収納