おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
4月は入園・入学、新学期・新生活の準備など、ライフスタイルが大きく変化します。3月はその準備として、暮らしを見直すのにぴったりのタイミング! この春に大きな変化がないという場合でも、日々の生活の中で感じるちょっとしたストレスを見逃さず、暮らしを見直してみませんか?
今日ご紹介するのは、わが家の古紙回収の仕組み。以前片づけ収納ドットコムでご紹介したアイデアをより使いやすくブラッシュアップしてみました。
■不要な情報は玄関でシャットアウトして、キレイを簡単キープ…のはずが
望むと望まざるとに関わらず、毎日のように入ってくるチラシやDM。気づけば、テーブルやキッチンカウンターに山積みに……という悩みを解決するために、わが家では玄関に古紙回収コーナーを用意。不要なものを家の中に持ち込むことがなくなり、とても便利に使っています。
わが家の古紙回収の仕組みはこちら:
・不要な情報は玄関でシャットアウトして、キレイを簡単キープ
古紙の入口の仕組みはとても使いやすく満足しているのですが、古紙を回収に出すタイミングをうまくつかめず、ストレスを感じていました。
たとえば、よくありがちなパターンがこちら:
回収用の袋がいっぱいにならないと捨てるのがもったいない気がする
→いっぱいなるまで貯める
→いっぱいになると重くて、回収に出すのが面倒に
→古紙をとりあえず回収袋の上などに置く
→余計に面倒になる
→スペースがパンパンに
→見かねた夫が回収に出してくれる
→「ありがとう」と感謝しつつも、なんとなく申し訳ない
→そんな自分に凹む
→振り出しに戻る…
■どうすればいい? 問題点と解決策を考えてみる
問題になっているのは、「袋がいっぱいでないともったいない」という気持ちと、「重いものを運ぶのが面倒」という私の性格。この二つにどう折り合いをつけるかが解決の糸口になりそうです。
解決策としてはこんなことがありそうと考えてみました:
①回収に出す時期を決める(毎月●日など、もったいないを手放す)
②いっぱいになったら回収に出すと決める(言い訳を手放す)
③夫の好意に甘える(「私がやるべき」をやめる)
④回収用の袋を変える(「これを使うのが当たり前」を手放す)
⑤入ってくる量を減らす(新聞の定期購入をやめる)
■仕組みを変えてストレスフリーに!
「もったいない」「重いのがイヤ」「私がやるべき」「これが当たり前」どれを優先するかによって解決策も違ってきます。夫の好意に甘えるというのも魅力的だなと後ろ髪を引かれつつ、私が選んだのは、④の回収用の袋を変える=「当たり前」を手放すこと。
そもそも回収に使っていたのは、新聞の販売店が毎月配布している袋。実家でも同じようなものを使っていたし、なんとなくそれが「当たり前」と思って使っていたけれど、それにこだわる必要はないですよね。
そこで回収用の袋を小さな紙袋に変えることに。持ち手がついているので、運ぶのも楽ですし、いっぱいになったら玄関に出しておけば、面倒臭がりの私への強烈なアピールにもなります。
「もったいない」とか「面倒くさい」と感じてしまう自分を変えるのは、なかなか骨が折れるものです。変えるなら、仕組みの方を変えたほうがずっとラク。日々のちょっとしたストレスを見逃さず、仕組みを整えて春を迎えませんか?
そのヒントを見つけるために、片づけ収納ドットコムを役立てていただけたら、嬉しいです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。