おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
家中あちこちの収納に便利なファイルボックス。お持ちの方も多いのでは? たくさんの種類があるファイルボックスの選びかたについて、宮城県仙台市在住のライフオーガナイザーはやさかひろみさんに伺いました。
記事・写真:はやさかひろみ
編集:白石規子
「収納グッズを買いに行っても、どれを選べばいいのかわからない」という話は、お客様からもよく伺います。今日は、手に入れやすい収納グッズのひとつであるファイルボックスについて、わたし自身がどう選び、使っているかをご紹介します。
■形・デザイン・色は、シンプルなものを選ぶ
ファイルボックスは、“シンプルなもの”を選んでいます。
“形”“デザイン”“色”、すべてにおいてシンプルなものです。
形やデザインにデコボコがあると、収納スペースへの収まりが悪かったり、隣り合わせで使ったときに引っかかったり…。小さな「イラッ!」のもとになってしまいます。
人は“視覚から得られる情報が全体の8割”とも言われるそうです。人それぞれ好みがありますが、わたし自身はカラフルなものや柄があるものより、白や黒などを好んで選ぶ傾向にあるようです。
シンプルなデザインだと、元々とは違う場所で使ったり、異なる用途で使ったりするのにも対応しやすいので、とても便利です。
■注目すべきポイントは“正面の立ち上がりの高さ”
“正面の立ち上がり部分の高さ”は、ファイルボックスを選ぶときの最重要ポイントだと思っています。正面部分の立ち上がりがあるものとないもの、あるものの中でも、高い・低いなど、さまざま。
立ち上がり部分のの高さがある場合、その高さの分だけ、中に入っているものを持ち上げてから手前に引いて出す、という動作になります。高さがない場合は、手前に引く動作だけ。この違いが、ものすごく大きいのです!
さらに、正面に立ち上がりがあるファイルボックスをカラーボックスなどに入れて使う場合、棚自体の高さに制限があるので、中身を上に持ち上げることができません。この場合は、ファイルボックスごと手前に引き出してから中身を出し入れする必要があります。
どんなものを入れ、どんな場所で、どれくらいの頻度で使うのか?
条件によって正面部分の高さを考えて選ぶことで、使いやすさに差が出ます。
■高さのあり・なしで入れるものを選ぶ
わが家の次男(小学1年生)の教科書コーナーです。
左側の“正面の立ち上がりがないファイルボックス”には、今使っている教科書やノートを収めています。毎日の時間割を揃えるときの出し入れは、このファイルボックスだけで完了。
右側の“正面の立ち上がりがあるファイルボックス”には、今は使っていない教科書や新しいノートを収めています。出し入れがしづらいので、他のものと混ざることはありません。
中に入れるものの使用頻度で、ファイルボックスを使い分ける。ちょっとしたことですが、日々の暮らしがラクになる大きな効果が!
「ファイルボックス、どれにしたらいいんだろう?」と迷ったときは、本やインターネットで人気のあるものを単純に選ぶのではなく、
使う人の
・色や形、素材の好み
・使いたい場所
・中に入れたいものは何か
・中に入れたいものの使用頻度
など、さまざまな条件を考えて選ぶと良いですね。
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ライフオーガナイザー はやさか ひろみ
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